付録D.4 IM構成管理を使用する上での制限値一覧
IM構成管理を使用する上でのJP1/IM - Managerの制限値,IM構成管理・ビューアーの制限値について,次に示します。
(1) JP1/IM - Managerの制限値一覧
JP1/IM - Managerの制限値を次の表に示します。
項目 |
制限値 |
---|---|
1台のJP1/IM - Managerに接続できるIM構成管理・ビューアーの数 |
64 |
1台のJP1/IM - Managerが管理できるホストの数(システム構成上,JP1/IM - Manager自身のホストとJP1/IM - Manager直下に配置できるJP1/Baseの数およびリモートの監視対象ホストの合計値。IPv4ホスト,IPv6ホストまたはIPv4・IPv6ホストによらない。) |
2,500台 |
1台のIM構成管理で監視できるホストの数(IPv4ホスト,IPv6ホストまたはIPv4・IPv6ホストによらない。) |
10,000台 直下のエージェントの数は2,499台 |
1台のIM構成管理で監視できるシステムの階層構成(IM構成)の階層 |
3階層(統合マネージャーを1階層目とする) |
リモートで監視できる監視数の最大値※1 |
1,024 |
一つのホストで管理できるログファイルトラッププロセスの最大数 |
100※2 |
一つの論理ホストに設定可能な待機系ホストの数 |
4 |
一つのホストに対して表示可能なIPアドレスの数 |
8 |
業務グループ・監視グループの合計数 |
100 |
一つの業務グループおよび監視グループに設定できるホストの最大数 |
2,500台 |
業務グループの階層 |
1階層 |
監視グループの階層 |
9階層 |
(a) インテリジェント統合管理基盤を使用する上での制限値一覧
インテリジェント統合管理基盤を使用する上でのJP1/IM - Managerの制限値について,次に示します。
項目 |
制限値 |
---|---|
1度のAPI実行で発行できるイベント数 |
100件 |
JP1イベントの内容を表すメッセージテキストの長さ |
1,023バイト |
拡張属性名の文字列長 |
32バイト |
すべての拡張属性値の合計の長さ |
10,000バイト |
クラスタ環境インテリジェント統合管理データベースセットアップ情報ファイル(jimgndbclustersetupinfo.conf)で,インテリジェント統合管理データベースの論理ホスト名として指定できる文字列長 |
63バイト |
インテリジェント統合管理データベースの論理ホスト数 |
9 |
トレンドデータ管理DBに保存したデータの保存期間 |
1,096日 |
配布物のファイルパス(拡張子を含む)の長さ |
235文字 |
配布物のファイルサイズ |
300MB |
(2) JP1/IM - Viewの制限値一覧
JP1/IM - Viewの制限値を次に示します。
項目 |
制限値 |
---|---|
1セッション内で起動できるJP1/IM - Viewの起動数(プロセス単位※1) |
3※2 |
暗号化通信の非暗号化通信ホスト設定でマネージャーホストに指定できる定義数 |
1,024件 |
暗号化通信の非暗号化通信ホスト設定でマネージャーホスト名に指定できる文字数 |
255文字 |
(3) JP1/IM - Agentの制限値一覧
JP1/IM - Agentの制限値について,次に示します。
項目 |
制限値 |
---|---|
1つのJP1/IM - Managerと連携して接続できる監視対象数※1 |
2,500 |
1つの統合エージェントのスクレイプ数※2 |
100 |
1つの統合エージェントで1分間に発行できるアラートのJP1イベントの数 |
150 |
1つの統合エージェントで1秒間に発行できるログ監視機能のJP1イベントの数 |
テキスト形式のログファイルの監視:100 Windowsイベントログの監視:80 注 IMシステム全体で200件/秒を超えると,遅延が発生する可能性があります。 |
統合エージェントが1分間に扱えるパフォーマンスデータのサンプル数 |
10,000 |
統合エージェントホストで実行できるアクションの最大同時実行数 |
48 |
統合エージェントのFluentdで監視できる数の最大値※3 |
■Windowsの場合
■Linuxの場合 テキスト形式のログファイルの監視:508ファイル |
- 注※1
-
JP1/Base,JP1/IM - Agent,ユーザー独自のPrometheus,およびユーザー独自のFluentdが対象となります。
JP1/IM - Agentは,構成に含まれる複数のサービスやOSSもまとめて1つとカウントします。また,JP1/IM - Agentの監視対象(Blackbox exporterの外形監視の監視対象,Yet another cloudwatch exporterの監視対象のAWSリソース,Fluentdの監視対象のログなど)はカウントしません。
JP1/IM - Agentを,物理ホスト,論理ホスト,コンテナで運用する場合は,それぞれ別でカウントします。
- 注※2
-
統合エージェントホストごとのPrometheus serverのスクレイプ対象の数です。Prometheus serverは,同一ホスト内のExporterに対してスクレイプを行います。
Prometheus serverのスクレイプ対象は,Prometheus設定ファイル(jpc_prometheus_server.yml)の項目「targets」で指定します。
- 注※3
-
項目「1つの統合エージェントで1分間に発行できるアラートのJP1イベントの数」の制限値を超えないようにしてください。