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JP1 Version 13 JP1/Integrated Management 3 - Manager 導入・設計ガイド


付録D.4 IM構成管理を使用する上での制限値一覧

IM構成管理を使用する上でのJP1/IM - Managerの制限値,IM構成管理・ビューアーの制限値について,次に示します。

〈この項の構成〉

(1) JP1/IM - Managerの制限値一覧

JP1/IM - Managerの制限値を次の表に示します。

表D‒6 JP1/IM - Managerの制限値一覧

項目

制限値

1台のJP1/IM - Managerに接続できるIM構成管理・ビューアーの数

64

1台のJP1/IM - Managerが管理できるホストの数(システム構成上,JP1/IM - Manager自身のホストとJP1/IM - Manager直下に配置できるJP1/Baseの数およびリモートの監視対象ホストの合計値。IPv4ホスト,IPv6ホストまたはIPv4・IPv6ホストによらない。)

2,500台

1台のIM構成管理で監視できるホストの数(IPv4ホスト,IPv6ホストまたはIPv4・IPv6ホストによらない。)

10,000台

直下のエージェントの数は2,499台

1台のIM構成管理で監視できるシステムの階層構成(IM構成)の階層

3階層(統合マネージャーを1階層目とする)

リモートで監視できる監視数の最大値※1

1,024

一つのホストで管理できるログファイルトラッププロセスの最大数

100※2

一つの論理ホストに設定可能な待機系ホストの数

4

一つのホストに対して表示可能なIPアドレスの数

8

業務グループ・監視グループの合計数

100

一つの業務グループおよび監視グループに設定できるホストの最大数

2,500台

業務グループの階層

1階層

監視グループの階層

9階層

注※1 リモートログファイルトラップで監視しているログファイル数と,リモートイベントログトラップで監視しているサーバ数の合計です。

注※2 ログトラップファイルが101個以上起動していた場合,KNAN22411-Wのメッセージを出力し,100個まで収集します。

(a) インテリジェント統合管理基盤を使用する上での制限値一覧

インテリジェント統合管理基盤を使用する上でのJP1/IM - Managerの制限値について,次に示します。

表D‒7 JP1/IM - Manage(インテリジェント統合管理基盤)の制限値一覧

項目

制限値

1度のAPI実行で発行できるイベント数

100件

JP1イベントの内容を表すメッセージテキストの長さ

1,023バイト

拡張属性名の文字列長

32バイト

すべての拡張属性値の合計の長さ

10,000バイト

クラスタ環境インテリジェント統合管理データベースセットアップ情報ファイル(jimgndbclustersetupinfo.conf)で,インテリジェント統合管理データベースの論理ホスト名として指定できる文字列長

63バイト

インテリジェント統合管理データベースの論理ホスト数

9

トレンドデータ管理DBに保存したデータの保存期間

1,096日

配布物のファイルパス(拡張子を含む)の長さ

235文字

配布物のファイルサイズ

300MB

(2) JP1/IM - Viewの制限値一覧

JP1/IM - Viewの制限値を次に示します。

表D‒8 JP1/IM - Viewの制限値一覧

項目

制限値

1セッション内で起動できるJP1/IM - Viewの起動数(プロセス単位※1

3※2

暗号化通信の非暗号化通信ホスト設定でマネージャーホストに指定できる定義数

1,024件

暗号化通信の非暗号化通信ホスト設定でマネージャーホスト名に指定できる文字数

255文字

注※1 プロセス単位で起動するビューアーおよび画面を次に示します。

  • セントラルコンソール・ビューアーおよびセントラルスコープ・ビューアー

  • IM構成管理・ビューアー

  • [監視ツリー(編集中)]画面

注※2 JP1/IM - Viewの起動数を増やすとそれに伴い,メモリー所要量,ディスク占有量が増えます。

(3) JP1/IM - Agentの制限値一覧

JP1/IM - Agentの制限値について,次に示します。

表D‒9 JP1/IM - Agentの制限値一覧

項目

制限値

1つのJP1/IM - Managerと連携して接続できる監視対象数※1

2,500

1つの統合エージェントのスクレイプ数※2

100

1つの統合エージェントで1分間に発行できるアラートのJP1イベントの数

150

1つの統合エージェントで1秒間に発行できるログ監視機能のJP1イベントの数

テキスト形式のログファイルの監視:100

Windowsイベントログの監視:80

注 IMシステム全体で200件/秒を超えると,遅延が発生する可能性があります。

統合エージェントが1分間に扱えるパフォーマンスデータのサンプル数

10,000

統合エージェントホストで実行できるアクションの最大同時実行数

48

統合エージェントのFluentdで監視できる数の最大値※3

■Windowsの場合

  • テキスト形式のログファイルの監視:508ファイル

  • Windowsイベントログの監視:508種類

■Linuxの場合

テキスト形式のログファイルの監視:508ファイル

注※1

JP1/Base,JP1/IM - Agent,ユーザー独自のPrometheus,およびユーザー独自のFluentdが対象となります。

JP1/IM - Agentは,構成に含まれる複数のサービスやOSSもまとめて1つとカウントします。また,JP1/IM - Agentの監視対象(Blackbox exporterの外形監視の監視対象,Yet another cloudwatch exporterの監視対象のAWSリソース,Fluentdの監視対象のログなど)はカウントしません。

JP1/IM - Agentを,物理ホスト,論理ホスト,コンテナで運用する場合は,それぞれ別でカウントします。

注※2

統合エージェントホストごとのPrometheus serverのスクレイプ対象の数です。Prometheus serverは,同一ホスト内のExporterに対してスクレイプを行います。

Prometheus serverのスクレイプ対象は,Prometheus設定ファイル(jpc_prometheus_server.yml)の項目「targets」で指定します。

注※3

項目「1つの統合エージェントで1分間に発行できるアラートのJP1イベントの数」の制限値を超えないようにしてください。