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JP1 Version 13 JP1/Integrated Management 3 - Manager 導入・設計ガイド


付録B.1 Windowsの場合

Windowsのタスクマネージャのプロセスに表示されるプロセス名を次に示します。

〈この項の構成〉

(1) JP1/IM - Manager

JP1/IM - Managerのプロセスを次に示します。なお,表内の括弧( )内の数値は同時に実行するプロセス数です。

表B‒1 JP1/IM - Managerのプロセス(Windows)

親プロセス名

機能

子プロセス名

機能

jco_spmd.exe

(1)

JP1/IM - Managerのプロセス管理

jcamain.exe

(1)

アクション実行サービス

(プロセス管理表示名:jcamain)

evtcon.exe

(1)

イベントコンソールサービス

(プロセス管理表示名:evtcon)

evflow.exe

(1)

イベント基盤サービス

(プロセス管理表示名:evflow)

jcsmain.exe

(1)

セントラルスコープサービス※1

(プロセス管理表示名:jcsmain)

evgen.exe

(2)※2

相関イベント発行サービス※3

(プロセス管理表示名:evgen)

jcfmain.exe(1)

IM構成管理サービス※4

(プロセス管理表示名:jcfmain)

jddmain.exe(1)

インテリジェント統合管理基盤サービス※5

(プロセス管理表示名:jddmain)

imbase.exe(1)

統合エージェント管理基盤(imbase)のサービス※5

(プロセス管理表示名:imbase)

imbaseproxy.exe(1)

統合エージェント管理基盤(imbaseproxy)のサービス※5

(プロセス管理表示名:imbaseproxy)

jco_service.exe

(1)

JP1/IM - ManagerのWindowsサービス制御

jcfmain.exe(1)

JP1/IM - ManagerのIM構成管理

IM構成管理サービス

jcfallogtrap.exe(0〜157)※6

ログ収集プロセス

pdservice.exe

IMデータベース

Windowsのサービス制御

pdprcd.exe

プロセスサーバプロセス。

pdprcd.exe(1)

IMデータベース

プロセスサーバプロセス。

pdrsvre.exe(3)

後処理プロセス。プロセス異常終了時の後始末処理。

pdmlgd.exe(1)

メッセージログサーバプロセス。メッセージ出力を制御する。

pdrdmd.exe(1)

システムマネージャプロセス。ユニット起動・停止の制御および接続ユーザーを管理する。

pdstsd.exe(1)

ステータスサーバプロセス。ユニット用ステータスファイルの入出力を制御する。

pdscdd.exe(1)

スケジューラープロセス。シングルサーバプロセスへのトランザクションの割り付けを行う。

pdtrnd.exe(1)

トランザクションサーバプロセス。トランザクションを制御する。

pdtrnrvd.exe(1〜128)※7

トランザクション回復プロセス。トランザクションの決着・回復を制御する。

pdlogd.exe(1)

ログサーバプロセス。システムログ取得およびログ関連プロセスを制御する。

pd_buf_dfw.exe(1)

デファードライトプロセス。DB格納ディスクへのバックグラウンドライトを制御する。

pd_buf_awt.exe(2)

デファードライト処理用並列WRITEプロセス。

pdlogswd.exe(1)

ログスワッパプロセス。システムログ関連ファイルの割り当て,解放,I/Oの管理,およびシンクポイントダンプを取得する。

pdsds.exe(10〜96)※8

シングルサーバプロセス。SQLを処理する。

pdsha.exe(1)

IMデータベース

クラスタ用の組み込みHiRDBのサービス

pg_ctl.exe(1)

インテリジェント統合管理データベースサービス(PostgreSQL)

Windowsのサービス制御

postgres.exe(16〜100)

インテリジェント統合管理データベースサービス

promsrv.exe(1)

トレンドデータ管理サービス(Promscale)

Windowsのサービス制御

promscale.exe(1)

トレンドデータ管理サービス

(凡例)

−:なし

注※1 セントラルスコープを使用する場合に起動します。デフォルトでは起動しません。

注※2 最大で2,通常は1です。内訳は次のとおりです。

  • 相関イベント発行サービスのプロセス本体

  • イベントサービスと接続する際に一時的に生成されるプロセス(相関イベント発行サービス起動時やイベント取得フィルター更新時)

注※3 相関イベントを発行する機能です。デフォルトでは動作しません。なお,相関イベント発行サービスは,統合監視DBを使用しない場合の機能です。

注※4 IM構成管理を使用する場合に起動します。デフォルトでは起動しません。

注※5 インテリジェント統合管理基盤を使用する場合に起動します。デフォルトでは起動しません。

注※6 開始時は0個,リモート監視の監視ファイル数に応じて,最大157個起動します。

注※7 開始時は1個,pdsds.exeプロセスが異常終了するたびに一時的に増加します。

注※8 開始時は10個,IMデータベースへのアクセス要求数に応じて,最大96個起動します。

クラスタシステムで運用する場合,物理ホストおよび論理ホストごとに,上記のプロセスを実行します。同時に実行するプロセス数は,実行している物理ホストおよび論理ホストの数に,上記のプロセス数を掛けた数になります。

表中で,親プロセスがjco_spmd.exeであるプロセスはプロセス管理が制御しており,jco_spmd_statusコマンドでプロセスの状態を確認できます。

正常に動作している場合の表示例を次に示します。

c:\>jco_spmd_status

KAVB3690-I JP1_CONS の状態通知処理を開始します

稼働中のプロセスを表示します

プロセス名称 プロセスID

evflow 3672

jcamain 4088

evtcon 4236

jcsmain 4668

evgen 5624

KAVB3691-I プロセスは全て起動しています

jcsmainは,セントラルスコープ機能をオンにした場合にだけ表示されます。evgenは,相関イベント発行機能をオンにした場合にだけ表示されます。また,jcfmainは, IM構成管理の機能をオンにした場合にだけ表示されます。

(2) JP1/IM - View

JP1/IM - Viewのプロセスを次に示します。なお,表内の括弧( )内の数値は同時に実行するプロセス数です。

表B‒2 JP1/IM - Viewのプロセス

親プロセス名

機能

子プロセス名

機能

jcoview.exe

(3)

JP1/IM - Viewのプロセス管理

jcoview_evt.exe

(3)

スレッドダンプ出力イベントの送信

java.exe

(3)

JP1/IM - Viewの画面制御

jcfview.exe

(3)

IM構成管理・ビューアーのプロセス管理

jcfview_evt.exe

(3)

スレッドダンプ出力イベントの送信

java.exe

(3)

IM構成管理・ビューアーの画面制御

重要
  • 日本語で動作させる場合,コードページを932以外に設定しているコマンドプロンプトからjcoview.exeを実行すると,画面に表示される文字が文字化けする場合があります。

  • 中国語で動作させる場合,コードページを936以外に設定しているコマンドプロンプトからjcoview.exeを実行すると,画面に表示される文字が文字化けする場合があります。

(3) JP1/IM - Agent

JP1/IM - Agentのプロセスを次に示します。なお,表内の括弧( )内の数値は同時に実行するプロセス数です。クラスタシステムで運用する場合,物理ホストおよび論理ホストごとに,下記のプロセスを実行します。

表B‒3 JP1/IM - Agentのプロセス(Windows)

親プロセス名

機能

子プロセス名

機能

jpc_imagent_service.exe(1)

統合エージェント制御基盤(imagent)をWindowsサービスとして起動する

imagent.exe

imagent.exe(1)

統合エージェント制御基盤(imagent)のサービス

jpc_imagentproxy_service.exe(1)

統合エージェント制御基盤(imagentproxy)をWindowsサービスとして起動する

imagentproxy.exe

imagentproxy.exe(1)

統合エージェント制御基盤(imagentproxy)のサービス

jpc_imagentaction_service.exe(1)

統合エージェント制御基盤(imagentaction)をWindowsサービスとして起動する

imagentaction.exe

imagentaction.exe(1)

統合エージェント制御基盤(imagentaction)のサービス

jpc_prometheus_server_service.exe(1)

Prometheus serverをWindowsサービスとして起動する

prometheus.exe

prometheus.exe(1)

Prometheus server

jpc_alertmanager_service.exe(1)

AlertmanagerをWindowsサービスとして起動する

alertmanager.exe

alertmanager.exe(1)

Alertmanager

jpc_windows_exporter_service.exe(1)

Windows exporterをWindowsサービスとして起動する

windows_exporter.exe

windows_exporter.exe(1)

Windows exporter

jpc_blackbox_exporter_service.exe(1)

Blackbox exporterをWindowsサービスとして起動する

blackbox_exporter.exe

blackbox_exporter.exe(1)

Blackbox exporter

jpc_ya_cloudwatch_exporter_service.exe(1)

Yet another cloudwatch exporterをWindowsサービスとして起動する

ya_cloudwatch_exporter.exe

ya_cloudwatch_exporter.exe(1)

Yet another cloudwatch exporter

jpc_fluentd_service.exe(1)

FluentdをWindowsサービスとして起動する

ruby.exe

ruby.exe(1)

Fluentd

ruby.exe

ruby.exe(1〜129)

ログの監視定義に従い,ログの監視と通知を行う

jpc_promitor_scraper_service.exe(1)

Promitor ScraperをWindowsサービスとして起動する

promitor_scraper.exe

promitor_scraper.exe(1)

Promitor Scraper

jpc_promitor_resource_discoery_service.exe(1)

Promitor Resource DiscoveryをWindowsサービスとして起動する

promitor_resource_discovery.exe

promitor_resource_discovery.exe(1)

Promitor Resource Discovery

jpc_script_exporter_service.exe(1)

Script exporterをWindowsサービスとして起動する

script_exporter.exe

script_exporter.exe(1)

Script exporter

(凡例)

−:なし