15.3.6 Cosminexusのシステム環境の状態を監視する場合のシステム構成
CosminexusとJP1/IMを連携して使用すると,Cosminexusのシステム環境(Webシステムの実行・管理環境)の状態を監視できます。また,JP1/IM - ViewからCosminexusの画面を呼び出すなど,ほかの連携製品と同様にJP1/IMを起点にした初動調査ができます。
CosminexusとJP1/IMを連携してCosminexusのシステム環境の状態を監視する場合のシステム構成例を次に示します。
各ホストで必要なプログラムを次に示します。
- マネージャー
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JP1/IM - Manager
セントラルコンソールとセントラルスコープを稼働させています。セントラルスコープは,業務とJP1イベントを関連づけて監視する場合に必要です。業務の実行状況などをJP1イベントとして監視するだけであれば,必要ありません。
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JP1/Base
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- エージェント(Cosminexusの運用管理サーバホスト)
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Cosminexus Application Server
業務サーバ上で稼働する業務の運用・管理をするために必要です。
なお,この運用管理サーバホストで必要となるのは,APサーバに含まれるCosminexus Management Serverおよびその前提プロセスです。
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JP1/Base
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- エージェント(業務サーバホスト)
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Cosminexus Application Server
Cosminexus Application Serverをインストールし,業務目的に合わせてCosminexus Application Serverの各種構成ソフトウェアを使用します。業務サーバ上のCosminexus Application Serverの運用・管理は,運用管理サーバ上のCosminexus Manager(Cosminexus Management Server)で行います。
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JP1/Base
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- ビューアー
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JP1/IM - View
- メモ
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Cosminexusは,インターネットやイントラネットなどのネットワークを使って,分散したシステムの情報を連携するためのアプリケーションサーバであり,Webシステム実行環境などのシステム環境を管理しています。
Cosminexusの論理サーバ(J2EEサーバ,Webサーバ,ネーミングサービス,CTMなど)の起動・停止や実行時に発生した障害などは,JP1イベントに変換され,いったんCosminexusの運用管理サーバホスト上のJP1/Baseに登録されます。そのあと,JP1/BaseのJP1イベント転送機能によってJP1/IM - Managerホストに転送され,JP1/IM - ManagerホストのJP1/Baseに登録されます。JP1/IMでは,このJP1/IM - Managerホストに登録されたJP1イベントを監視することによって,Cosminexusの運用管理サーバホストで発生したJP1イベントを監視できます。
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