10.7.1 事象発生元ホストの性能レポートの表示
セントラルコンソールまたはインテリジェント統合管理基盤では,選択したイベントの事象発生元ホストを対象として,事象が発生した時刻の性能を示すJP1/PFM - Web Consoleのレポート画面を直接表示(シングルサインオン)できます。
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- 〈この項の構成〉
(1) 事象発生元ホストの性能レポートを表示する場合の条件
事象発生元ホストの性能レポート表示機能を使用する場合の前提条件を次に示します。
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JP1/IM - Manager,JP1/IM - View,およびJP1/PFM - Web Consoleのバージョンが11-10以降であること。
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JP1/IM - Managerと連携先のJP1/PFM - Web Consoleの認証サーバが同一であること。
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連携先のJP1/PFMの認証モードが,JP1/Baseで一元管理するJP1認証モードであること。
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JP1/IM - Viewのホストから連携先のJP1/PFM - Web Consoleにログインできること。
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JP1/IM - ManagerにログインしているJP1ユーザーが,リンク先画面の表示権限を持っていること。
- 重要
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次に示すホストやサーバのシステム時刻が合っていない場合,またはシステム時刻を変更した場合,性能レポートが正しく表示できないことがあります。
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JP1/IMのマネージャーホストおよび監視対象ホスト
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JP1/PFMの監視マネージャー,監視エージェント,監視対象ホスト,および監視コンソールサーバ
システム全体の時刻をNTPで同期して,システム時刻の変更をしないようにしてください。
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(3) 性能レポートの表示対象となるホスト
性能レポートの表示対象となるホストは,選択したイベントの次に示すイベント属性になります。対象となるイベント属性は,発生元ホストマッピング機能の設定によって異なります。
発生元ホストマッピング機能の設定※ |
イベント属性 |
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有効 |
発生元ホスト名(E.JP1_SOURCEHOST) |
無効 |
発行元イベントサーバ名(B.SOURCESERVER) |
注※ 次に示す注意事項があります。
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発生元ホストマッピング機能の有効・無効の設定を変更した場合は,JP1/IM - Viewを再起動し,再度ログインしてください。
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発生元ホストマッピング機能を有効にする場合は,発生元ホスト名(E.JP1_SOURCEHOST)に監視したいホスト名が入るようにマッピングを定義してください。
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リモート監視をしている場合は,発生元ホストマッピングを有効にしてください。
(4) 表示される性能レポートの時刻
選択したイベントのイベント属性「登録時刻(B.TIME)」に設定された時刻の性能レポートを表示します。
なお,性能レポートに表示される時刻は,JP1/PFM - Web Consoleのタイムゾーンで表現されます。