9.4.6 サービスの起動管理(Windows限定)
JP1/Baseは,サービスの起動管理機能を提供しています。
Windowsの場合,インストール時にJP1/IM - Manager,JP1/Baseそれぞれの機能がWindowsサービスに登録されます。Windowsのサービス制御を利用すれば,サービスをOS起動時に自動起動できるようになりますが,依存関係を制御できないため,JP1/BaseのあとにJP1/IM - Manager,といった起動ができません。また,JP1イベントを発行する製品がJP1/Baseよりも早く起動してしまうこともあります。この場合,JP1イベントが発行されてもJP1/Baseが起動していないため,JP1イベントの管理ができません。このような事態を避けるため,Windowsの場合は,JP1/Baseの起動管理機能を使用してください。
JP1/Baseの起動管理機能については,マニュアル「JP1/Base 運用ガイド」のサービスの起動順序および終了順序の設定(Windows限定)の章を参照してください。
なお,UNIXの場合は,OSが起動順序や停止順序を制御する機能を提供しています。そこにスクリプトを登録することでJP1/Base,JP1/IM - Managerの起動順序,終了順序を制御します。