8.4.3 業務グループの参照・操作権限
複数の監視対象のホストを業務グループとしてグルーピングして監視するには,JP1ユーザーのJP1資源グループおよびJP1権限レベルを使用して管理します。
なお,業務グループによる参照・操作範囲の制限が有効に設定されている場合,JP1_Console資源グループへの権限を持たないJP1ユーザーは[IM構成管理]画面にログインできません。
業務グループにJP1資源グループを割り当てて参照・操作範囲を制限する仕組みを次に示します。
業務グループごとに参照・操作の範囲を制限するには,まず,業務グループにJP1資源グループを設定します。次にJP1ユーザーにJP1資源グループとJP1権限レベルを設定します。この設定によって,業務グループと同じJP1資源グループへの権限を持つJP1ユーザーへの参照・操作の範囲を,JP1権限レベルに応じて制限できます。業務グループごとの参照・操作の制限例を次の図に示します。
JP1ユーザーと[IM構成管理]画面での権限の関係を次の表に示します。
JP1ユーザーの設定 |
[IM構成管理]画面での権限 |
|
---|---|---|
JP1資源グループ |
JP1権限レベル |
|
JP1_Console |
JP1_CF_Admin |
管理者権限 |
JP1_CF_Manager |
操作者権限 |
|
JP1_CF_User |
監視者権限 |
|
|
監視者権限 |
|
なし |
監視者権限 |
|
JP1_Console以外 |
JP1_CF_Admin |
管理者権限※ |
JP1_CF_Manager |
操作者権限※ |
|
JP1_CF_User |
監視者権限※ |
|
|
監視者権限※ |
|
なし |
監視者権限※ |
|
なし |
なし |
監視者権限※ |