6.5.2 自動アクションの状態監視
自動アクションの実行処理で,次のようなトラブルが発生することがあります。
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JP1/IM - Manager,JP1/Baseがエラーを検知したため,状態が「実行不可」「実行失敗」または「実行失敗(キャンセル失敗)」となって処理が終了した。
このようなトラブルが発生すると,ユーザーの意図したとおりに自動アクションが実行終了していないため,監視業務に大きく影響が出てきます。
自動アクションの処理で異常が発生したことを検知することで,自動アクションの実行に失敗してから,オペレーターが対応するまでの時間を短縮できます。異常発生時の通知は,JP1イベントや通知コマンドによって行われます。
状態監視の設定については,「6.5.3 実行監視の設定」を参照してください。