5.9.2 対処済み連動機能が無効になる契機
状態変更イベントの件数が上限(100件)を超えた場合には,対処済み連動機能は無効になります。これは,セントラルスコープの管理する状態変更イベントの履歴と,セントラルコンソールに表示されるJP1イベントとの整合性が取れなくなるためです。
このため,定期的に状態変更イベントの検索をし,検索結果として表示されるJP1イベントが増えてきたら,監視オブジェクトの状態を手動で変更して履歴を削除するようにしてください。
監視オブジェクトの状態を手動で変更することで,対処済み連動機能が再び動作するようになります。なお,監視オブジェクトの状態を手動で変更すると,[イベント検索]ページには検索結果としてJP1イベントが表示されなくなりますが,[イベント監視]ページ,[重要イベント]ページでは表示されている場合があります。そこに表示されているJP1イベントの対処状況を変更しても,監視オブジェクトの状態は連動しません。