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JP1 Version 13 JP1/Integrated Management 3 - Manager 導入・設計ガイド


4.19.2 統合機能メニュー

JP1/IM - Viewの[統合機能メニュー]画面からは,JP1シリーズの製品を始めとする多くのアプリケーションの画面を起動できます。[統合機能メニュー]画面には,JP1/IMと連携するアプリケーションの機能が一覧表示され,この画面から各アプリケーションの画面を起動できます。

なお,JP1/IM - Viewから起動できるアプリケーションの画面には次の2種類があります。

ビューアー上のアプリケーションの画面

JP1/IM - Viewと同じマシンにインストールされているアプリケーションを起動し,画面を表示します。

WWWページ

システム上のアプリケーションがWWWページを提供している場合,そのWWWページを表示できます。WWWブラウザーが起動され,WWWページが表示されます。統合機能メニューからWWWページを表示する場合は,URL(Uniform Resource Locator)を,あらかじめ設定する必要があります。

JP1/IMと連携するアプリケーションのうち,幾つかは統合機能メニューに登録されています。登録されているアプリケーションについては,マニュアル「JP1/Integrated Management 3 - Manager 運用ガイド」の「8.3.2 [統合機能メニュー]画面から操作できる機能」を参照してください。

上記参照先に記載のないアプリケーションについては,各製品のマニュアルを参照してください。例えば,JP1/PFMのマニュアルには,統合機能メニューへの登録手順が記載されています。

また,統合機能メニューに表示できるアプリケーションは,JP1/IMの定義ファイルをカスタマイズすることで,追加,変更できます。カスタマイズの概要,カスタマイズ方法については,マニュアル「JP1/Integrated Management 3 - Manager 構築ガイド」の「5.18 統合機能メニューの設定」を参照してください。

重要

統合機能メニューから次の連携製品の画面を呼び出す場合,呼び出す連携製品によってはJP1/IM - Viewの認証情報を使用する必要があります。JP1/IM - Viewの認証情報を使用する必要がある連携製品の例を次に示します。

  • JP1/AJS3 - View

  • JP1/AJS - Web Console

  • JP1/PFM - Web Console

しかし,次の場合にJP1/IM - Viewの認証情報が無効になります。

  • ログインしている認証サーバが再起動した場合

  • ログインしている認証サーバがjbs_spmd_reloadコマンドによりリロードされた場合

  • ログインしている認証サーバがプライマリーからセカンダリーに切り替わった場合

JP1/IM - Viewの認証情報が無効になった場合の動作が,ご使用のバージョンによって異なるため注意してください。

  • JP1/IM - Manager,JP1/IM - View,両方のバージョンが08-10以降の場合,JP1/IM - Viewが自動的に再認証を行い認証情報を再度取得します。

  • JP1/IM - Manager,JP1/IM - Viewのどちらかのバージョンが08-01以前の場合,連携製品側で認証に失敗します。

64ビット版のWindowsでは,%WINDIR%\System32フォルダ以下に配置されているコマンドを実行すると,WOW64のリダイレクト機能によって,%WINDIR%\SysWow64フォルダ以下に配置されているコマンドにリダイレクトされます。リダイレクト先のコマンドがない場合,コマンドの実行に失敗することがあります。%WINDIR%\System32フォルダ以下に配置されているコマンドを実行コマンドに指定する場合は注意してください。

〈この項の構成〉

(1) [統合機能メニュー]画面からほかのアプリケーションを呼び出す仕組み

JP1/IM - Viewの[統合機能メニュー]画面には,JP1/IMと連携するプログラムが一覧表示されます。このメニューから,ほかの管理アプリケーションプログラムやWWWページを起動できます。

JP1/IM - Viewの定義ファイルをカスタマイズすることにより,この[統合機能メニュー]画面に新しいメニューを追加できます。新しいメニューから起動する画面には,次の画面を指定できます。

なお,アプリケーションの画面はJP1/IM - Viewを起動したOSユーザーで実行されます。

[統合機能メニュー]画面への新規メニューの追加の概要を次の図に示します。

図4‒106 [統合機能メニュー]画面への新規メニューの追加

[図データ]

(2) 前提条件