3.11 関連ノード表示機能
関連ノード表示機能は,監視対象間の関連(ナレッジ)をJP1/IMが管理し,関連ノードのつながりを可視化する機能です。統合オペレーション・ビューアーで選択したIM管理ノードを起点にして,次のどちらかの条件に当てはまるIM管理ノード(関連ノード)を表示します。
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IM管理ノードリンク※で関連する(fromまたはtoに該当する)
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IM管理ノードツリーの親,または子に該当する
- 注※
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IM管理ノードリンクは,他製品連携用のプラグインファイルで生成したオブジェクトと,IM管理ノードリンク定義ファイル(imdd_nodeLink_def.conf)を合わせた情報です。他製品連携用のプラグインファイルの詳細については,マニュアル「JP1/Integrated Management 3 - Manager コマンド・定義ファイル・APIリファレンス」の「4. ユーザー作成プラグイン」を参照してください。
IM管理ノードリンク定義ファイル(imdd_nodeLink_def.conf)については,マニュアル「JP1/Integrated Management 3 - Manager コマンド・定義ファイル・APIリファレンス」の「IM管理ノードリンク定義ファイル(imdd_nodeLink_def.conf)」(2. 定義ファイル)を参照してください。
これらの条件に合致して表示されたIM管理ノード(関連ノード)を,統合オペレーション・ビューアーの[関連ノード]タブに,数珠つなぎで表示します。関連が画面に表示されるため,システムにおける個人スキルのノウハウの共有が容易になります。
IM管理ノードをクリックすると,選択したノードの関連ノードが表示されます。また,ジョブの実行先ホストや資源グループ名などの関連性を示す情報,および実行先ホストに関係するジョブなどの関連の詳細情報を,同じ画面で確認できます。
関連はその種類によって,画面に表示される色が異なります。また,[関連線フィルター]によって,画面に表示する関連を絞り込むことができます。関連線フィルターの項目とその意味を次に示します。
- JP1/AJSと連携した場合
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rootJobnetExecutionOrder:ルートジョブネット実行順序の関連
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managerAgent:JP1製品のマネージャーとエージェントの関連
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rootJobnetAgent:ルートジョブネットとAJSエージェントの関連
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sameNode:名称が同一のノードの関連
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- JP1/NNMiと連携した場合
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L2Connection:JP1/NNMiで管理するレイヤー2接続線の関連
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- JP1/OAと連携した場合
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Infrastructure:JP1/OAで管理するインフラリソースの関連
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- JP1/SSOと連携した場合
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monitoringConfiguration:監視製品の構成における製品と監視対象の関連
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JP1/PFMと連携した場合は,JP1/PFM - ManagerおよびJP1/PFM - RMと監視対象の関連を表示できます。
なお,IM管理ノードツリーの親,または子に該当する場合,ログインユーザーが所属していない資源グループのIM管理ノードは表示されません。