3.7.2 IMクライアントシークレット
インテリジェント統合管理基盤のREST APIを使用するアプリケーションに割り当てるシークレットです。
ユーザー独自のOSSなどの他製品や,JP1/IM - Managerが提供する連携先(下位マネージャーやクラウドサービスログ連携ツール(CloudWatch Logsとの連携))と連携する用途でも,ユーザークライアントシークレットを発行します。
詳細については,マニュアル「JP1/Integrated Management 3 - Manager コマンド・定義ファイル・APIリファレンス」の「5.2.8 REST API の認証方法」を参照してください。
ユーザークライアントシークレットで認証可能なREST APIを,次に示します。
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イベント発行API
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JP1イベント変換API
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トレンドデータ書き込みAPI
IMクライアントシークレットは,次の方法で,登録,取得,削除を行います。
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ユーザー独自のOSSやクラウドサービスログ連携ツールで使用するIMクライアントシークレットを登録,取得する場合
統合オペレーション・ビューアーの[IMクライアント追加]ダイアログ,または, クライアントシークレット発行APIで,任意のクライアントIDを指定して発行します。IMクライアントシークレットを削除したい場合は,統合オペレーション・ビューアーの[IMクライアント追加]ダイアログ,または, クライアントシークレット発行APIで削除できます。
詳細については,マニュアル「JP1/Integrated Management 3 - Manager 画面リファレンス」の「2.2.4 [IMクライアント一覧]画面」,および,マニュアル「JP1/Integrated Management 3 - Manager コマンド・定義ファイル・APIリファレンス」の「5.4.5 IMクライアントシークレット発行」,「5.4.4 IMクライアントシークレット削除」を参照してください。
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統合マネージャーが下位マネージャーと通信する際に使用するIMクライアントシークレットを取得する場合
統合マネージャーの統合オペレーション・ビューアーの[下位マネージャーの管理]画面,または,下位マネージャー追加APIで下位マネージャーを追加すると,自動で下位マネージャーに対して,クライアントIDは「MANAGER_INTEGRATED_統合マネージャーホスト名」でIMクライアントシークレットを登録します。
IMクライアントシークレットを削除したい場合は,統合マネージャーの統合オペレーション・ビューアーの[下位マネージャーの管理]画面,または,下位マネージャー追加APIで,下位マネージャーを削除すると,自動で下位マネージャーのIMクライアントシークレットを削除します。また,統合マネージャーのリプレース時など,統合マネージャーで下位マネージャー情報を削除できない場合は,下位マネージャーの統合オペレーション・ビューアーの[IMクライアント追加]ダイアログ,または,クライアントシークレット発行APIで削除できます。
詳細については,マニュアル「JP1/Integrated Management 3 - Manager 画面リファレンス」の「2.2.4 [IMクライアント一覧]画面」,「2.2.5 [下位マネージャー一覧]画面」および,マニュアル「JP1/Integrated Management 3 - Manager コマンド・定義ファイル・APIリファレンス」の「5.19.2 下位マネージャー情報登録」,「5.4.4 IMクライアントシークレット削除」を参照してください。