3.7.1 初期シークレット
クライアント(被認証対象)のセットアップで,クライアントが,自動でクライアントシークレットを登録および取得するときの認証に使用する仮のシークレットです。
シークレットIDは「MANAGER_initial」です。
初期シークレットは,次の場合に使用します。
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JP1/IM - Agent(統合エージェント)のインストール時にインストーラーに指定する場合
詳細については,マニュアル「JP1/Integrated Management 3 - Manager 構築ガイド」の「1.3.1(3)JP1/IM - Agentのインストールの手順」(Windowsの場合)および「2.3.1(2)JP1/IM - Agentのインストールの手順」(UNIXの場合)を参照してください。
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下位マネージャーの情報追加時に[下位マネージャー追加]ダイアログに指定する場合
詳細については,マニュアル「JP1/Integrated Management 3 - Manager 画面リファレンス」の「2.2.5 [下位マネージャー一覧]画面」,および,マニュアル「JP1/Integrated Management 3 - Manager コマンド・定義ファイル・APIリファレンス」の「5.19.2 下位マネージャー情報登録」を参照してください。
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外部アプリケーション(IMクライアント)で自動的にクライアントシークレットを取得したい場合に,IMクライアントシークレット登録APIの認証情報としてシークレットIDと合わせて指定する場合
詳細については,マニュアル「JP1/Integrated Management 3 - Manager コマンド・定義ファイル・APIリファレンス」の「5.2.8 REST API の認証方法」,および,「5.4.5 IMクライアントシークレット発行」を参照してください。
初期シークレットで認証可能なREST APIを,次に示します。
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IMクライアントシークレット登録API
ユーザー独自のOSS,または,JP1/IM - Managerが提供するクラウドサービスログ連携ツール(CloudWatch LogsまたはAzureMonitorとの連携)から,マネージャーホスト(インテリジェント統合管理基盤)に接続するための認証情報として使用するクライアントシークレットを登録します。
統合オペレーション・ビューアーの管理メニューの[初期シークレット]をクリック,または,初期シークレット発行APIを実行したときに,初期シークレットを登録および取得します。初期シークレットを変更したい場合は,再度上記の操作を行うことで,再発行,再取得が可能です。
詳細については,マニュアル「JP1/Integrated Management 3 - Manager 画面リファレンス」の「2.2.3 [初期シークレット表示]画面」,および,マニュアル「JP1/Integrated Management 3 - Manager コマンド・定義ファイル・APIリファレンス」の「5.4.3 初期シークレット発行」を参照してください。