3.3 ホストごとのパフォーマンス状況の監視・比較
ダッシュボードでは,システム全体の監視はもちろん,システムの一部の特定の部門に特化した監視もできます。
例えば,「Web予約サービス」のシステム部門で,Web用のホストが4台程度の場合に,次のようなダッシュボードを作成して監視できます。部門に特化することで,監視対象のオブジェクトの粒度を小さくできます。また,ノード状態監視パネル,アラート情報パネルだけでなく,特に監視したいメトリックも一緒に監視することが可能です。
このダッシュボードは,4台のホストがある場合に,ホスト単位に「ノード状態」,「アラート情報」,「ネットワーク速度」,「CPU使用率」を並べた例です。ノード異常やアラートが発生していなくても,負荷が変化する状況が把握できるため,何時ごろに負荷が高くなる傾向があるとか,1か月前よりも負荷が上がってきているなどが把握できます。