1.4 JP1/IM - Managerによるシステム運用
JP1/IM - Managerは,システム監視から問題の検知,そして調査から対策までの一連の運用管理作業をトータルに支援します。システムの運用サイクルの各局面を支援する機能を次の図に示します。
大規模で複雑なシステムの運用でも,多種多様なリソースを統合的に管理します。システムの状況を的確に把握し,異常が発生した場合はいち早く検知して対策へとつなげることで,システムの安定稼働を支えます。
システム運用フェーズの前,構築フェーズでは,統合オペレーション・ビューアーを利用して,エージェント(JP1/IM - Agent)構成を設定し,統合オペレーション・ビューアー,セントラルコンソールおよびセントラルスコープで監視できます。
また,IM構成管理・ビューアーを操作して,JP1/IMシステムの階層構成,エージェント(JP1/Base)の構成定義をし,セントラルコンソールおよびセントラルスコープで監視できます。
- 〈この節の構成〉