4.4.2 ログファイルトラップでレコードをイベントに変換できるか確認する
「4.4.1 JP1/Baseのログファイルトラップとは」に従ってログファイル動作定義ファイルを作成したあと,ログファイルトラップが正常に起動するかどうかを確認する必要があります。ログファイルトラップを起動しているエージェントで擬似的なレコードを出力して動作を確認します。なお,実際にログファイルトラップを起動する際は,必ず擬似的なレコードを出力してもよいログファイルであるか確認してください。
前提条件
「4.4.1 JP1/Baseのログファイルトラップとは」に従ってログファイルトラップの設定が完了している必要があります。
操作手順
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ログファイルトラップを起動しているエージェント(host1)のコマンドプロンプトで,次のコマンドを実行します。
echo "System Error">>ログファイル名※
注※ この例の場合のechoコマンドはテスト用のファイルを監視するために使用しています。実際の運用ではアプリケーションが出力するログを監視してください。
例えば,Windowsで「logfile1.log」というログファイルの格納先が「C:\log」である場合,ログファイル名には「C:\log\logfile1.log」を指定します。
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セントラルコンソールにイベント変換されたログが表示されるか確認します。
この例では,重大度が「エラー」,登録ホストが「host1」,メッセージが「System Error」のイベントが発行されていることを確認してください。
関連項目
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画面リファレンス 3.1 [イベントコンソール]画面の概要
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画面リファレンス 3.40 [コマンド実行]画面