Hitachi

JP1 Version 12 JP1/IT Desktop Management 2 - Smart Device Manager


sdmioutils exportdevice(スマートデバイス情報のエクスポート)

スマートデバイスの情報をCSV形式でエクスポートするコマンドです。

〈このページの構成〉

機能

スマートデバイス情報を、指定したファイルにCSV形式でエクスポートします。

なお、このコマンドはスマートデバイスマネージャー上で実行してください。

形式

sdmioutils exportdevice -export エクスポートするファイル名[ -encoding 文字コード種別][ -s]

引数

-export エクスポートするファイル名

エクスポートするCSVファイル名を259バイト以内の絶対パスで指定します。

-encoding 文字コード種別

エクスポートするファイルの文字コード種別を指定します。この引数を省略した場合、UTF-8が指定されます。

指定できる文字コード種別は次のとおりです。

  • ISO-8859-1

  • UTF-8

  • UTF-16

-s

エクスポート先に同じ名称のファイルがすでに存在しても、確認しないで上書きします。この引数を省略した場合、同じ名称のファイルが存在すると、上書き確認のメッセージを出力し、管理者の応答に応じて出力を中止または上書きします。

格納先

JP1/ITDM2 - SDM(スマートデバイスマネージャー)のインストール先フォルダ\mgr\bin

実行権限

Administrator権限(WindowsのUAC機能が有効な場合は管理者コンソールから実行)

注意事項

戻り値

戻り値

説明

0

コマンドが正常に終了しました。

11

コマンドの引数の指定形式に誤りがあります。または、コマンドの引数に指定したファイル名長が上限値を超えています。

12

コマンドの実行権限がありません。

13

指定されたサーバに誤りがあります。または、JP1/ITDM2 - SDM(スマートデバイスマネージャー)の動作環境が不正です。

14

ファイルが存在しないか、アクセス権がありません。

15

ファイルのアクセスエラー、またはディスク容量が不足しています。

18

ほかのコマンドを実行中です。

30

データベースにアクセスできません。

40

コマンドの実行を中断しました。

150

そのほかのエラーが発生しました。

253

サービスが起動されていません。

使用例

スマートデバイスの情報をC:\temp\smartdevice.csvにエクスポートする場合の使用例を次に示します。

sdmioutils exportdevice -export C:\temp\smartdevice.csv -encoding UTF-8 -s

関連項目