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JP1 Version 12 JP1/IT Desktop Management 2 - Smart Device Manager


3.14 スマートデバイスにJP1/ITDM2 - SDM(スマートデバイスエージェント)を導入する流れ

組織内で利用するスマートデバイスにJP1/ITDM2 - SDM(スマートデバイスエージェント)を導入し、スマートデバイスの管理を始めるまでの流れを説明します。

  1. セキュリティ方針を策定する

  2. セキュリティのルールを登録する

  3. 組織内のスマートデバイスを把握する

    スマートデバイスの管理台帳などを作成し、その情報を基にJP1/ITDM2 - SDMで管理対象とするスマートデバイスを決定してください。また、管理対象のスマートデバイスの登録情報を入手してください。

  4. プロビジョニングを設定する

  5. スマートデバイスにプリインストールされているSSL通信用ルート証明書を確認する

  6. スマートデバイスにSSL通信用ルート証明書を設定する(必要な証明書がプリインストールされていなかった場合だけ)

  7. スマートデバイスの情報をJP1/ITDM2 - SDMに登録する

  8. JP1/ITDM2 - SDMでAPNsサーバとのSSL通信用パスワードを設定する

  9. JP1/ITDM2 - SDM(スマートデバイスエージェント)の導入計画を立てる

    JP1/ITDM2 - SDM(スマートデバイスエージェント)の導入には、次の2種類の方法があります。適宜選択してください。

    • 管理者がJP1/ITDM2 - SDM(スマートデバイスエージェント)をインストールしてから利用者に配布する

    • スマートデバイスを配布したあと、利用者にJP1/ITDM2 - SDM(スマートデバイスエージェント)のインストールを依頼する

  10. スマートデバイスにJP1/ITDM2 - SDM(スマートデバイスエージェント)をインストールする

    管理者または利用者がスマートデバイスにJP1/ITDM2 - SDM(スマートデバイスエージェント)をインストールします。

  11. JP1/ITDM2 - SDM(スマートデバイスエージェント)のインストール状況を確認する

    スマートデバイスにJP1/ITDM2 - SDM(スマートデバイスエージェント)がインストールされると、JP1/ITDM2 - SDMにインベントリ情報が定期的に通知されます。管理対象のスマートデバイスから一定期間インベントリ情報が通知されない場合、イベントが発行されます。したがって、イベントの発行状況を確認すれば、スマートデバイスにJP1/ITDM2 - SDM(スマートデバイスエージェント)が導入されているかを把握できます。

  12. JP1/ITDM2 - SDM(スマートデバイスエージェント)を導入するようメールなどで通知する(JP1/ITDM2 - SDM(スマートデバイスエージェント)を導入していない利用者がいる場合だけ)

関連項目

〈この節の構成〉