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JP1 Version 12 JP1/IT Desktop Management 2 - Smart Device Manager


3.1 システムを構築する流れ

システムを構築するには、JP1/ITDM2 - SDMを構築したあとで、管理対象とするスマートデバイスにJP1/ITDM2 - SDM(スマートデバイスエージェント)を導入します。

JP1/ITDM2 - SDMを使用するには、スマートデバイスマネージャー、通信サーバ、およびメッセージングサーバの3つを構築し、スマートデバイスにJP1/ITDM2 - SDM(スマートデバイスエージェント)を導入します。ここでは、基本的な構成であるイントラネット環境にスマートデバイスマネージャーを、DMZ環境に通信サーバおよびメッセージングサーバを構築する流れについて記載します。

  1. イントラネット環境のホストにJP1/ITDM2 - SDM(スマートデバイスマネージャー)をインストールする

    JP1/ITDM2 - SDM(スマートデバイスマネージャー)をインストールしたホストがスマートデバイスマネージャーとなります。

  2. JP1/ITDM2 - SDM(通信サーバ)をインストールする

    JP1/ITDM2 - SDM(通信サーバ)をインストールしたホストが通信サーバとなります。

  3. JP1/ITDM2 - SDM(メッセージングサーバ)をインストールする

    JP1/ITDM2 - SDM(メッセージングサーバ)をインストールしたホストがメッセージングサーバとなります。

  4. ルータのポート開放設定および各サーバのファイアウォールを設定する

  5. SSL通信用証明書を取得する

  6. スマートデバイスマネージャーにSSL通信用証明書を設定する

  7. 通信サーバにSSL通信用証明書を設定する

  8. 操作画面にログインしてユーザーアカウントの情報を設定する

  9. スマートデバイスにJP1/ITDM2 - SDM(スマートデバイスエージェント)を導入する

    重要

    iOS端末を管理する場合、次の条件を満たす必要があります。詳細は、Apple社の情報を参照してください。

    • Apple Developer Enterprise Programライセンスの取得

関連項目