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JP1 Version 12 JP1/IT Desktop Management 2 - Asset Console アクセス定義ファイル作成ガイド


$NUMBER(データベースを利用した通番採番関数)

オブジェクトクラス「FunctionInfo」を使用して、資産管理システムのデータベースでユニークな番号を採番します。指定した機能IDとサブ機能ID単位で、1〜4,294,967,295の10けたの整数を採番します。

4,294,967,295を超えた場合、1に戻ります。また、10けたに満たない場合は、前に0を挿入します。

〈このページの構成〉

形式

返却値=$NUMBER(機能ID,サブ機能ID)

指定する値

終了状態

処理の終了状態とその内容を次に示します。

終了状態

内容

NORMAL

正常終了

NODATA

ERROR

スクリプト中断

次のどちらかを示す

  • データベースアクセスエラー

  • 引数の誤り、またはそのほかのエラー

(凡例)

−:該当しない

注意事項

オブジェクトクラス「FunctionInfo」には、「機能ID」に対応した排他制御用のロックレコードも登録する必要があります。

機能ID「USER」、サブ機能ID「Number」の場合に、「FunctionInfo」にインポートするデータファイルの例を次に示します。

OP,CreationClassName,FunctionID,ExtendID,UpdateDate,SequenceNo
a,FunctionInfo,USER,Number,2003/1/1,0
a,FunctionInfo,USER,NumberLock,2003/1/1,0

記述例

機能ID「USER」、サブ機能ID「Number」を使用して番号(0000000001)を取得する場合の記述例を次に示します。

[SET_VALUE]
  VAL = $NUMBER('USER' , 'Number')
  MSG = 'NUMBER = ' +VAL
  $ECHO(MSG)
実行結果

NUMBER = 0000000001