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JP1 Version 12 JP1/IT Desktop Management 2 - Asset Console 構築・運用ガイド


16.10.1 インポートするCSVファイルを作成する

ほかのシステムで出力したCSVファイルや、エクスポートしたデータを編集したCSVファイルなど、インポートするCSVファイルを用意します。

インポートは、「機器に関する情報」、「ソフトウェア情報」などの情報の種類(資産種別)を指定して実行します。資産種別ごとのインポートの対象となる項目については、「20.4 業務メニューからのインポートおよびエクスポートの対象となる項目」を参照してください。

また、各項目の詳細については、「20.2 オブジェクトクラスのプロパティ一覧」を参照してください。

〈この項の構成〉

(1) CSVファイルのフォーマット

1行目は、項目名を「,」(コンマ)で区切って記述し、2行目以降に各項目の値を記述します。

項目名は任意の文字列を記述できます。CSVファイルの項目名は、管理項目との引き当てに使用するので、必ずファイル内でユニークになるように指定してください。

1台のPCに複数のIPアドレスが割り当てられている場合など、同一の資産に対して複数の情報がある場合は、複数ある情報以外を同じにして、複数行で記述します。

重要
  • CSVファイルを編集する場合、Microsoft Excelを使用して直接ファイルを開くと、コードやIDなど、先頭に0が付く数値は先頭の0が自動的に削除されてしまうため、元の情報とは異なる値で更新されてしまうことがあります。そのため、Microsoft Excelを使用するときは、「テキストファイルのインポート」機能を使用して、列のデータ形式を「文字列」に設定したあと、ファイルを読み込んで編集してください。

  • CSVファイルの値に""(NULL)を記述すると、資産管理データベースにある既存の情報は更新されません。なお、NULLの値では更新できません。

  • CSVファイルのヘッダ(1行目)のカラム数とデータ(2行目以降)のカラム数は、一致させてください。

メモ

CSVファイルの項目名を管理項目と同じ文字列にして、インポートの条件作成を省略することもできます。条件には、サンプルで提供されている条件を指定します。サンプルの条件とは、各資産種別のデフォルトの設定で作成した条件のことです。CSVファイルの項目名に合わせて条件を作成するか、サンプルの条件を使用してCSVファイルを編集するかは、状況に応じて使い分けてください。

また、CSVファイルを編集するときは、次の手順でエクスポートしたデータを利用すると便利です。

  1. 業務メニュー「エクスポート」から、インポートしたい情報と同じ資産種別を選択して、デフォルトの設定でエクスポートする。

  2. 出力されたCSVファイルの項目名を、インポートしたいCSVファイルの項目名にする。

エクスポートを実行しない場合は、「20.4 業務メニューからのインポートおよびエクスポートの対象となる項目」を参照して、項目名を合わせてください。

(2) 資産管理データベースで管理している情報が優先される項目

部署、ユーザ、権限および職権の情報をインポートする場合、CSVファイルに記述した「部署ID」、「ユーザID」、「権限ID」、「職権ID」の値を基に、資産管理データベースの部署情報、ユーザ管理情報、権限情報、職権管理情報から対応する「部署名」、「ユーザ名」、「権限名」、「職権名」が登録されます。

そのため、IDと名称の組み合わせが資産管理データベースと異なった場合は、IDが一致した資産管理データベースの情報が、CSVファイルの値よりも優先されます。

(3) CSVファイルの作成方法

資産管理データベースに登録されているデータを更新する場合、既存のデータとの引き当てに使用する値をCSVファイルに記述して、条件を作成するときに正しく引き当て項目を設定する必要があります。

ここでは、データを追加または更新する場合のCSVファイルの作成方法について、資産種別ごとに説明します。なお、CSVファイルを作成する際に注意する点は、インポートの条件を作成する場合と共通しています。インポートの条件を作成するときも、CSVファイルの作成方法に基づいて、各項目を設定してください。

既存のデータを更新する場合の引き当て方法

既存のデータを更新する場合、資産管理データベースのデータとの引き当て項目に注意して、条件を作成する必要があります。

インポートするCSVファイルのデータと既存のデータとの引き当てには、「資産ID」、「部署ID」などIDの値が優先されます。次に、「資産番号」や「部署名」などのIDに対応する値が優先され、最後に「部署名(英名)」のように英名がある場合は英名で引き当てられます。

機器に関する情報をインポートする場合を例に、どのように既存のデータを引き当てて更新するかを次の図に示します。

図16‒28 CSVファイルのインポート時の引き当ておよび更新例

[図データ]

  1. 「資産ID:000001」で既存のデータを引き当てて、CSVファイルの値で「資産番号」が「000001」に更新されます。

  2. CSVファイルの値「部署ID:11000000」で部署情報と引き当てて、「部署ID」と対応する「部署名」の「資産管理部」で更新されます。

このように、IDと対応づけて管理している項目は、IDと名称が資産管理データベースの値と異なっていた場合、IDの値に対応している資産管理データベースの値で更新されるので注意してください。

(a) 機器に関する情報

  • 既存の情報を更新する場合は、「資産ID」または「資産番号」のどちらかを必ず記述します。条件にも、CSVファイルの記述に合わせて引き当て項目を設定します。両方設定されている場合は「資産ID」で引き当てられて、「資産番号」はCSVファイルの値で更新されます。「資産ID」で引き当てる場合は、「資産番号」には変更する値だけを記述して、変更のない値を省略できます。

  • 部署、設置場所、ユーザ名、管理部署および管理者は、ID、名称、英名の順に該当する情報が引き当てられます。そのため、登録済みの情報を引き当てる場合は、どれか1つの値を記述すれば、全項目の値を記述する必要はありません。IDで該当する情報が引き当てられると、名称と英名の値は引き当てた情報で更新されます。

  • ネットワーク情報を更新する場合、「ネットワーク情報ID」を必ず記述してください。更新する情報の「ネットワーク情報ID」は、ネットワーク情報をエクスポートして確認してください。

  • インポート時に「IPアドレス」に指定したIPアドレスが、資産管理データベースに登録されていなかった場合、IPアドレス管理情報に「IPアドレス」が自動的に生成されます。なお、IPアドレス管理情報の項目は、エクスポートでは出力されません。

(b) インストールソフトウェア情報

  • 既存の情報を更新する場合は、「資産ID」または「資産番号」のどちらかを必ず記述します。条件にも、CSVファイルの記述に合わせて引き当て項目を設定します。両方設定されている場合は「資産ID」で引き当てられます。「資産ID」で引き当てる場合は、「資産番号」を省略できます。

  • CSVファイルに記述した「インストールソフトウェア名」、「バージョン」、「ファイル名」、「ファイルサイズ」、または「ファイル日付」がインストールソフトウェアリストに登録されていない場合、CSVファイルの値がインストールソフトウェアリストに追加されます。

(c) インストールソフトウェアリスト

  • 既存の情報を更新する場合は、次のどちらかを必ず記述します。

    • 「インストールID」

    • 「インストールソフトウェア名」、「バージョン」、「ファイル名」、「ファイルサイズ」、および「ファイル日付」

    条件にも、CSVファイルの記述に合わせて引き当て項目を設定します。両方設定されている場合は「インストールID」で引き当てられて、「インストールソフトウェア名」、「バージョン」、「ファイル名」、「ファイルサイズ」、および「ファイル日付」はCSVファイルの値で更新されます。「インストールID」で引き当てる場合は、「インストールソフトウェア名」、「バージョン」、「ファイル名」、「ファイルサイズ」、および「ファイル日付」には変更する値だけを記述して、変更のない値を省略できます。

  • ソフトウェア名を記述する場合は、あらかじめ資産管理データベースに登録されているソフトウェア名を記述してください。

(d) ソフトウェア情報

  • 既存の情報を更新する場合は、次のどちらかを必ず記述します。

    • 「資産ID」

    • 「資産番号」と、「部署」または「部署ID」

  • ソフトウェア情報を更新する場合は「ソフトウェアリストID」、「ソフトウェア名」、「ソフトウェア種別」、「ライセンスID」および「ライセンス名」は変更できません。

  • 「部署ID」、「ユーザID」を記述した場合、「部署」と「ユーザ名」は省略できます。

  • ライセンス情報を更新する場合は「ライセンスID」を必ず記述します。引き当てられない場合は、ライセンス情報が新規に追加されます。

  • ソフトウェア情報を追加する場合に、ライセンス情報も追加するときは、「ライセンス名」を必ず記述します。

(e) ソフトウェアリスト

既存の情報を更新する場合は、次のどちらかを必ず記述します。

  • 「ソフトウェアリストID」

  • 「ソフトウェア名」と「ソフトウェア種別」

条件にも、CSVファイルの記述に合わせて引き当て項目を設定します。両方設定されている場合は「ソフトウェアリストID」で引き当てられて、「ソフトウェア名」はCSVファイルの値で更新されます。「ソフトウェアリストID」で引き当てる場合は、「ソフトウェア名」には変更する値だけを記述して、変更のない値を省略できます。

(f) 組織管理情報

  • 既存の情報を更新する場合は、「部署ID」を必ず記述します。条件にも、CSVファイルの記述に合わせて引き当て項目を設定します。「部署ID」で引き当てる場合は、「部署」には変更する値だけを記述して、変更のない値を省略できます。

  • 「上位部署ID」には、IDと名称のどちらでも設定できます。ただし、名称として設定した値がすでに登録されているIDと一致した場合は、IDで一致した部署が更新されます。

  • 「上位部署ID」に設定した部署IDで引き当てられない場合、または「上位部署ID」にNULLデータを設定した場合、「上位部署ID」にはNULLデータが設定されます。

  • 部署を削除すると、削除した部署の下位にある部署およびユーザは「ゴミ箱」に移動されます。

注意事項

インポートで部署情報を削除する場合、CSVファイルに上位階層の部署を記述すると、その下位の部署とユーザがすべて削除されます。例えば、図16-29のように上位階層の部署とその下位の部署を記述すると、一度のインポートで、ゴミ箱に移動した情報も削除されます。このような場合、部署だけでなく部署に所属するユーザも完全に削除されて、復元できなくなります。

削除した部署の下位の部署とユーザがゴミ箱からも削除される例を次の図に示します。

図16‒29 削除した部署の下位の部署とユーザがゴミ箱からも削除される例

[図データ]

  1. 営業部は資産管理データベースから削除され、営業部の下位の部署とユーザはゴミ箱に移動されます。

  2. 営業1課と、営業1課に所属するユーザがゴミ箱からも削除されます。

  3. 営業2課と、営業2課に所属するユーザがゴミ箱からも削除されます。

(g) ユーザ管理情報

  • 既存の情報を更新する場合は、「ユーザID」を必ず記述します。条件にも、「ユーザID」の引き当て項目を設定します。

  • ユーザが所属する部署は「部署ID」または「部署」のどちらかを記述します。両方指定されている場合は、「部署ID」で該当する情報が引き当てられます。「部署ID」で引き当てる場合は、「部署」を省略できます。

  • ユーザが所有する権限は「権限ID」または「権限名」のどちらかを記述します。両方指定されている場合は、「権限ID」で該当する情報が引き当てられます。「権限ID」で引き当てる場合は、「権限名」を省略できます。

  • ユーザが所有する職権は「職権ID」または「職権名」のどちらかを記述します。両方指定されている場合は、「職権ID」で該当する情報が引き当てられます。「職権ID」で引き当てる場合は、「職権名」を省略できます。「権限ID」で引き当てられない場合、権限管理情報が新規に追加されます。「権限名」で引き当てる場合、同一の権限名が複数登録されているとき、「権限ID」の昇順で最初に見つかった情報が引き当てられます。

  • 部署に所属していないユーザの情報は削除できません。また、部署に所属していないユーザの情報に、部署情報を更新できません。

  • 「ユーザ名」(または「ユーザ名(英名)」)が設定されていない場合、ユーザ管理情報の「ユーザID」が登録されます。

  • 職権管理情報だけを削除したり、職権管理情報を更新したりすることはできません。

  • 新規のユーザを登録する場合、パスワードは設定されません。パスワードは操作画面から設定してください。

(h) 設置場所情報

  • 既存の情報を更新する場合は、「設置場所ID」を必ず記述します。条件にも、CSVファイルの記述に合わせて引き当て項目を設定します。「設置場所ID」で引き当てる場合は、「設置場所名」には変更する値だけを記述して、変更のない値を省略できます。

  • 「上位設置場所ID」には、IDと名称のどちらでも設定できます。ただし、名称として設定した値がすでに登録されているIDと一致した場合、IDで一致した設置場所が更新されます。

  • 「上位設置場所ID」に設定した設置場所IDで引き当てられない場合、または「上位設置場所ID」にNULLデータを設定した場合、「上位設置場所ID」にはNULLデータが設定されます。

  • 設置場所を削除すると、削除した設置場所の下位にある設置場所は「ゴミ箱」に移動されます。

(i) 保守契約情報、レンタル契約情報、リース契約情報、ボリューム契約

  • 契約情報を追加する場合は、「契約番号」、「契約日」、「契約開始日」、「契約終了日」および「契約会社」を必ず記述します。

  • 既存の情報を更新する場合は、「契約ID」または「契約番号」を必ず記述します。条件にも、CSVファイルの記述に合わせて引き当て項目を設定します。「契約ID」で引き当てる場合は、「契約番号」には変更する値だけを記述して、変更のない値を省略できます。

  • 「契約対象」は変更しないでください。また、更新時には変更前の値を設定してください。

  • 契約対象の資産の解除はできません。解除する場合は操作画面から解除してください。

  • 契約対象の資産は、「資産ID」または「資産番号」で引き当てられます。契約対象として設定できるのは、資産管理データベースに登録されている資産だけです。

  • 1つの契約情報に対して対象資産を複数登録する場合は、各行に「契約ID」を設定します。

  • 契約対象となるソフトウェアを「資産番号」で引き当てる場合に、同一の資産番号が複数登録されているときは引き当てられません。

  • 「契約種別」は変更しないでください。

  • 更新時に「回数」の値を変更しないでください。

  • 「部署ID」に記述した部署が資産管理データベースに登録されていない場合、「部署ID」にはNULLデータが設定されます。

(j) IPグループ情報

  • IPグループを登録すると、指定した開始アドレスから終了アドレスまでのIPアドレスが登録されます。

  • 既存の情報を更新する場合は、「IPグループID」または「IPグループ名」を必ず記述します。条件にも、CSVファイルの記述に合わせて引き当て項目を設定します。両方設定されている場合は「IPグループID」で引き当てられて、「IPグループ名」はCSVファイルの値で更新されます。「IPグループID」で引き当てる場合は、「IPグループ名」には変更する値だけを記述して、変更のない値を省略できます。また、「IPグループ名」で引き当てる場合は、業務メニュー「IPグループ管理」の同一のタブで、同一の「IPグループ名」を複数登録していると、インポートできません。

(k) 機器カタログ

  • 情報を追加する場合は、「名称」および「型式」を必ず記述します。

  • 既存の情報を更新する場合は、次のどちらかを必ず記述します。

    • 「カタログID」

    • 「名称」と「型式」

    条件にも、CSVファイルの記述に合わせて引き当て項目を設定します。「カタログID」で引き当てる場合は、「名称」はCSVファイルの値で更新されます。

(l) 問題点管理

  • 情報を追加する場合は、「障害内容」を必ず記述します。

  • 既存の情報を更新する場合は、「保守履歴ID」または「管理番号」を必ず記述します。条件にも、CSVファイルの記述に合わせて引き当て項目を設定します。「保守履歴ID」で引き当てる場合は、「管理番号」には変更する値だけを記述して、変更のない値を省略できます。

  • 問題が発生した資産が「資産番号」で引き当てられない場合、「資産ID」および「資産番号」にはNULLデータが設定されます。

(m) ライセンス割り当て

  • 情報を追加する場合は、ライセンスの割り当てに使用するソフトウェアキー情報の「キーID」を必ず記述します。「キーID」が設定されていない場合は、ソフトウェア資産情報の「資産ID」で引き当てられた情報で、「プロダクトID」、「ライセンスキー」および「シリアルNo.」が登録されます。

  • 既存の情報を更新する場合は、ライセンスを割り当てるソフトウェアの次のどちらかを必ず記述します。

    • 「資産ID」

    • 「資産番号」と「部署」

  • マシン許諾ライセンスの場合、ハードウェア資産情報の「資産ID」に、ライセンスを割り当てる機器の「資産ID」または「資産番号」を記述します。

  • ユーザ許諾ライセンスの場合、ユーザ管理情報の「ユーザID」および「ユーザ名」に、ライセンスを割り当てるユーザの「ユーザID」および「ユーザ名」を記述します。「ユーザID」で引き当てる場合は、「ユーザ名」を省略できます。

  • 割り当てに使用するソフトウェアキー情報として、「プロダクトID」、「ライセンスキー」および「シリアルNo.」を記述します。この3つの値がすべて同じソフトウェアキー情報が複数ある場合、そのうちの1つが引き当てられます。

  • 「資産ID」には、「資産ID」と「資産番号」のどちらでも設定できます。ただし、「資産番号」として設定した値がすでに登録されている「資産ID」と一致した場合は、「資産ID」で一致したソフトウェア情報が割り当てられます。

(n) パッチ情報

既存の情報を更新する場合は、「資産ID」または「資産番号」を必ず記述します。条件にも、CSVファイルの記述に合わせて引き当て項目を設定します。両方設定されている場合は「資産ID」で引き当てられます。「資産ID」で引き当てる場合は、「資産番号」を省略できます。

(o) ウィルス定義情報

既存の情報を更新する場合は、「資産ID」または「資産番号」を必ず記述します。条件にも、CSVファイルの記述に合わせて引き当て項目を設定します。両方設定されている場合は「資産ID」で引き当てられます。「資産ID」で引き当てる場合は、「資産番号」を省略できます。

(p) 関連資産情報

情報を追加する場合は、次のどちらかを必ず記述します。

  • 「親資産ID」または「親資産番号」

  • 「子資産ID」または「子資産番号」

条件にも、CSVファイルの記述に合わせて引き当て項目を設定します。「親資産ID」と「親資産番号」(または「子資産ID」と「子親資産番号」)が両方設定されている場合は「親資産ID」(または「子資産ID」)で引き当てられます。「親資産ID」(または「子資産ID」)で引き当てる場合は、「親資産番号」(または「子資産番号」)を省略できます。

(q) 分掌情報

  • 分掌情報を追加する場合は、次のどちらかを必ず記述します。

    1. 「分掌名」および「所属部署ID」

    2. 「分掌名」および「所属部署」

    分掌部署も追加する場合は、「部署ID」または「部署」を必ず記述します。

    条件にも、CSVファイルの記述に合わせて引き当て項目を設定します。上記の1.、2.の順で引き当てられます。両方が設定されている場合、1.の設定で引き当てられたときは、2.の設定での引き当てを実行しません。

  • 分掌情報に分掌部署を追加する場合は、次のどちらかを必ず記述した上で、追加する分掌部署の「部署ID」または「部署」を必ず記述します。

    1. 「分掌ID」

    2. 「分掌名」と、「所属部署ID」または「所属部署」

    条件にも、CSVファイルの記述に合わせて引き当て項目を設定します。上記の1.、2.の順で引き当てられます。両方が設定されている場合、1.の設定で引き当てられたときは、2.の設定での引き当てを実行しません。

  • 分掌情報を更新する場合は、更新する「分掌ID」と「分掌名」を必ず記述します。更新される情報は「分掌名」だけです。それ以外の項目は、記述しても更新されません。条件にも、CSVファイルの記述に合わせて引き当て項目を設定します。「分掌ID」で引き当てられます。

  • 分掌情報の分掌部署を削除する場合は、次のどちらかを必ず記述した上で、削除する分掌部署の「部署ID」または「部署」を必ず記述します。

    1. 「分掌ID」

    2. 「分掌名」と、「所属部署ID」または「所属部署」

    条件にも、CSVファイルの記述に合わせて引き当て項目を設定します。上記の1.、2.の順で引き当てられます。両方が設定されている場合、1.の設定で引き当てられたときは、2.の設定での引き当てを実行しません。

  • 分掌情報を削除する場合は、次のどちらかを必ず記述します。

    1. 「分掌ID」

    2. 「分掌名」と、「所属部署ID」または「所属部署」

    なお、「部署ID」および「部署」は記述しないでください。この場合、対象の分掌情報と分掌割り当ての情報がすべて削除されます。

    条件にも、CSVファイルの記述に合わせて引き当て項目を設定します。上記の1.、2.の順で引き当てられます。両方が設定されている場合、1.の設定で引き当てられたときは、2.の設定での引き当てを実行しません。

(r) 分掌割り当て

  • 分掌情報を追加する場合は、次のどちらかを必ず記述します。

    1. 「分掌名」と「所属部署ID」

    2. 「分掌名」と「所属部署」

    分掌に割り当てるユーザを追加する場合は、「ユーザID」または「ユーザ名」を必ず記述します。ただし、同じ名前のユーザが存在する場合は、「ユーザID」を必ず記述します。

    条件にも、CSVファイルの記述に合わせて引き当て項目を設定します。上記の1.、2.の順で引き当てられます。両方が設定されている場合、1.の設定で引き当てられたときは、2.の設定での引き当てを実行しません。

  • 分掌に割り当てるユーザを追加する場合は、次のどちらかを必ず記述した上で、追加するユーザの「ユーザID」または「ユーザ名」を必ず記述します。ただし、同じ名前のユーザが存在する場合は、「ユーザID」を必ず記述します。

    1. 「分掌ID」

    2. 「分掌名」と、「所属部署ID」または「所属部署」

    条件にも、CSVファイルの記述に合わせて引き当て項目を設定します。上記の1.、2.の順で引き当てられます。両方が設定されている場合、1.の設定で引き当てられたときは、2.の設定での引き当てを実行しません。

  • 分掌情報を更新する場合は、「分掌ID」と更新する「分掌名」を必ず記述します。更新される情報は「分掌名」だけです。それ以外の項目は、記述しても更新されません。条件にも、CSVファイルの記述に合わせて引き当て項目を設定します。「分掌ID」で引き当てられます。

  • 分掌に割り当てたユーザを削除する場合は、次のどちらかを必ず記述した上で、削除するユーザの「ユーザID」または「ユーザ名」を必ず記述します。ただし、同じ名前のユーザが存在する場合、「ユーザID」を必ず記述します。なお、「ユーザID」または「ユーザ名」を記述しないと、対象の分掌情報と分掌割り当ての情報がすべて削除されます。

    1. 「分掌ID」

    2. 「分掌名」と、「所属部署ID」または「所属部署」

    条件にも、CSVファイルの記述に合わせて引き当て項目を設定します。上記の1.、2.の順で引き当てられます。両方が設定されている場合、1.の設定で引き当てられたときは、2.の設定での引き当てを実行しません。

  • 分掌情報を削除する場合は、次のどちらかを必ず記述します。なお、「ユーザID」および「ユーザ名」は記述しないでください。この場合、対象の分掌情報と分掌割り当ての情報がすべて削除されます。

    1. 対象の「分掌ID」

    2. 対象の「分掌名」と、「所属部署ID」または「所属部署」

    条件にも、CSVファイルの記述に合わせて引き当て項目を設定します。上記の1.、2.の順で引き当てられます。両方が設定されている場合、1.の設定で引き当てられたときは、2.の設定での引き当てを実行しません。