12.5.3 実行タスクの順番を設定する
ここでは、Activity Designerの「実行タスク」に追加したタスクの、順番を設定する方法について説明します。
「実行タスク」に追加した各タスクは、一覧に表示された順に実行されます。順番を変更するには、「実行タスク」の一覧で変更したいタスクを選択して、[上へ]または[下へ]ボタンをクリックします。
「実行タスク」の順番を設定する際は、情報の論理的な順番に注意してください。例えば、「機器情報登録」と「ネットワーク情報登録」のタスクを実行する場合は、先に「機器情報登録」を実行して、ネットワーク情報を割り当てる機器の情報を登録しておく必要があります。
また、繰り返し処理を追加した場合は、「*繰り返し開始」と「*繰り返し終了」が1対1で対応するように並び順を指定してください。
ソフトウェアの導入申請、ライセンスの利用申請、および機器の移管申請を実行する場合の、「実行タスク」欄の設定例を次に示します。
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ソフトウェアの導入申請の設定例
*繰り返し開始 ソフトウェア情報登録 *繰り返し終了 *繰り返し開始 ライセンスキー追加 *繰り返し終了
この例では、「タスクの設定」の「管理項目」で「アップロードファイルの行数」を選択し、案件に添付されたCSVファイルの行数分、ソフトウェア資産情報を登録したあと、登録したソフトウェアのライセンスキーを追加する処理を示しています。
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ライセンスの利用申請の設定例
*繰り返し開始 ライセンスキー割り当て *繰り返し終了
この例では、「タスクの設定」の「管理項目」で「アップロードファイルの行数」を選択し、案件に添付されたCSVファイルの行数分、すでに登録されているソフトウェアに、指定したキーでライセンスを割り当てる処理を示しています。「ライセンスキー割り当て」を、「ライセンスキー自動割り当て」に置き換えると、空いているキー情報が自動的に割り当てられます。
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機器の移管申請の設定例
*繰り返し開始 機器情報更新 *繰り返し終了
この例では、「タスクの設定」の「管理項目」で「画面で選択した対象の数」を選択し、案件画面で選択した機器の台数分、または案件に添付されたCSVファイルの行数分、機器情報を更新する処理を示しています。