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JP1 Version 12 JP1/IT Desktop Management 2 - Asset Console 構築・運用ガイド


12.4.5 テーブルを定義する(Table Designer)

ここでは、Form Designerで挿入した「テーブル」オブジェクトを定義する方法について説明します。

Form Designerの「オブジェクト」メニューから選択して挿入した「テーブル」オブジェクトに対して、Table Designerで定義します。Table Designerは、編集領域の「テーブル」オブジェクトを選択し、オブジェクト属性に表示される[Table Designer]ボタンをクリックすると表示されます。

〈この項の構成〉

(1) Table Designerの各部の名称と使い方

Table Designerを次の図に示します。

図12‒25 Table Designer

[図データ]

Table Designerでは、テーブルを構成する項目の属性を設定します。

[登録]ボタンをクリックすると、編集中の「テーブル」オブジェクトを保存し、Table Designerを閉じます。[キャンセル]ボタンをクリックすると、編集中の「テーブル」オブジェクトを破棄し、Table Designerを閉じます。

(2) テーブルの行や列を定義する(表操作)

「表操作」をクリックすると、メニューが表示されます。操作したいメニューをクリックして、テーブルの行や列を定義します。表示されるメニューおよび説明を、次に示します。

(3) 行のスタイルを設定する(行属性)

行のスタイルは、「行属性」で定義します。「行属性」は、行または列を選択すると表示されます。定義できるスタイルと説明を次に示します。

(4) 列のオブジェクト属性を設定する(列属性)

各列に対するオブジェクト属性は、「列属性」で定義します。「列属性」は、行または列を選択すると表示されます。定義できるオブジェクト属性と説明を次に示します。

なお、データ型によっては設定できない(表示されない)オブジェクト属性があります。データ型とオブジェクト属性の対応を、次の表に示します。

表12‒4 データ型とオブジェクト属性の対応

データ型

オブジェクトの属性

データ最大長

初期値

参照範囲

最大値

最小値

全角任意文字列

×

×

×

半角任意文字列

×

×

×

英字

×

×

×

英数字

×

×

×

部署参照

×

×

×

設置場所参照

×

×

×

×

×

ユーザ参照

×

×

×

数値

×

×

日付(YYYYMMDD)

×

×

×

×

日付(YYYYMM)

×

×

×

×

日付(MMDD)

×

×

×

×

時刻(HHMMSS)

×

×

×

×

時刻(HHMM)

×

×

×

×

(凡例)

○:設定できる。

×:設定できない。

注意事項

表操作や列の表示または非表示によって、行および列の表示数を変更した場合、現在の行および列のサイズを基に、表全体のサイズが変更されます。