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JP1 Version 12 JP1/IT Desktop Management 2 - Asset Console 構築・運用ガイド


11.5.13 ユーザレポートの実行例

11.5.12 ユーザレポートの作成例」で作成したユーザレポートを、操作画面およびコマンドラインから実行する方法を説明します。

〈この項の構成〉

(1) 操作画面からの実行例

「機器管理」以下の業務メニュー「利用IPアドレス一覧」を選択して、作成したユーザレポートの画面を表示します。

作成したユーザレポートの画面を次の図に示します。

図11‒38 利用IPアドレスを検索するユーザレポート画面

[図データ]

必要に応じて検索条件を指定して、[検索]ボタンをクリックすると、利用されているIPアドレスの一覧が表示されます。ここでは、営業1課の10.XXX.XX.200〜10.XXX.XX.210のIPアドレスを利用している機器の検索結果が表示されています。

検索結果の各項目のタイトルをクリックすると、一覧を昇順または降順にソートできます。

検索結果のダウンロード

[CSV]ボタンをクリックすると、検索結果の一覧に表示された情報をCSVファイルとしてダウンロードできます。

検索結果の出力

[PDF]ボタンをクリックすると、検索結果の一覧に表示された情報をPDF形式の帳票として出力できます。ただし、PDF形式で帳票を出力するには、EURと連携している必要があります。EURとの連携に必要な設定については、「7.3 資産管理サーバの設定」を参照してください。

詳細情報の表示および編集

「資産番号」のアンカーをクリックすると、[機器詳細]ダイアログが表示されて、機器の詳細情報を参照および編集できます。

(2) コマンドラインからの実行例

ユーザレポート「利用IPアドレス一覧」の検索を、Administrators権限を持つユーザでコマンドラインから実行して、C:\Machine.csvに出力する例を次に示します。