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JP1 Version 12 JP1/IT Desktop Management 2 - Asset Console 構築・運用ガイド


9.2.2 エクスポートの流れ

エクスポートするときの作業の流れを方法別に説明します。

〈この項の構成〉

(1) 業務メニュー「エクスポート」からのエクスポート

業務メニュー「エクスポート」から資産情報をエクスポートするときの作業の流れを次に示します。

  1. 業務メニュー「エクスポート」を選択する。

    エクスポート画面が表示されます。

  2. エクスポートの条件を作成する。

    エクスポートする情報の種類(例えば「機器に関する情報」など)を選択したあと、Asset Consoleの管理項目から出力する項目を選択して、条件を作成します。エクスポートの対象となる項目については「20.4 業務メニューからのインポートおよびエクスポートの対象となる項目」を参照してください。

    エクスポート画面の操作方法については、「16.11 資産情報をCSV形式で出力する(エクスポート)」を参照してください。

  3. エクスポートの条件を保存する。

    任意の名前を付けて、条件を保存します。

  4. 保存した条件を検索して、エクスポートを実行する。

    条件を検索してエクスポートを実行する手順については、「16.11.2 エクスポートを実行する」を参照してください。

(2) jamCsvExport.batでのエクスポート

jamCsvExport.batでエクスポートするときの作業の流れを次に示します。

  1. 資産管理サーバ上のコマンドラインから、jamCsvExport.batを実行する。

    指定した条件に従って、エクスポートが実行されます。

    jamCsvExport.batの実行方法については、「9.2.3 jamCsvExport.batの実行」を参照してください。エクスポートの対象となる項目については「20.4 業務メニューからのインポートおよびエクスポートの対象となる項目」を参照してください。

(3) jamexportコマンドでのエクスポート

注意事項

Asset Consoleのサービス、コマンド、およびタスクを次に示す順番ですべて停止したあとで、jamexportコマンドを実行してください。

  1. World Wide Web Publishing ServiceまたはWorld Wide Web Publishing

  2. Asset Consoleのコマンドおよびタスク

また、jamexportコマンドを実行したあとにAsset Consoleを使用するときは、停止時と逆の順番でサービスを起動してください。

jamexportコマンドで資産情報をエクスポートするときの作業の流れを次に示します。

  1. データファイル名定義ファイルを作成する。

    複数のオブジェクトクラスに関する情報を一括してエクスポートする場合、エクスポートするデータファイル名を定義したファイル(データファイル名定義ファイル)を作成します。エクスポートするオブジェクトクラスが1つだけの場合は不要です。

    データファイル名定義ファイルの作成方法については「9.2.5 データファイル名定義ファイルの作成」を参照してください。

  2. 資産管理サーバ上のコマンドラインから、jamexport(エクスポート)コマンドを実行する。

    jamexportコマンドについては、「9.2.6 jamexport(エクスポート)コマンドの実行」を参照してください。

    オブジェクトクラス単位またはアソシエーションクラス単位に、資産情報がデータファイルに出力されます。

    記述したオブジェクトクラスまたはアソシエーションクラスに資産情報がない場合にも、データファイルが作成され、項目タイトル行だけが出力されます。