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JP1 Version 12 JP1/IT Desktop Management 2 - Asset Console 構築・運用ガイド


16.11.2 エクスポートを実行する

条件を指定してエクスポートを実行します。エクスポートの条件は、あらかじめ作成しておく必要があります。

条件を指定してエクスポートを実行する手順を次に示します。

  1. 必要に応じて検索条件を指定して、[検索]ボタンをクリックする。

    条件に一致するエクスポートの条件が検索されます。

  2. 目的の条件名のラジオボタンを選択状態にして、[実行]ボタンをクリックする。

    エクスポートを実行する画面に切り換わります。

  3. 必要に応じて、「絞込条件」を指定する。

    出力件数を絞り込む場合は、「絞込条件」のアンカーをクリックすると表示される[条件設定]ダイアログで指定します。

    「絞込条件」の項目は、選択している資産種別によって異なります。

    [条件設定]ダイアログでの指定方法は、「16.11.2(1) 絞り込み条件の設定」を参照してください。

  4. [エクスポート]ボタンをクリックする。

    エクスポートが実行されます。

〈この項の構成〉

(1) 絞り込み条件の設定

「出力項目」に指定した情報の出力件数を、管理している部署などで絞り込む場合に条件を設定します。絞り込みの条件は、「絞込条件」のアンカーをクリックすると表示される[条件設定]ダイアログで指定します。

[条件設定]ダイアログでの条件の指定方法を次に示します。

図16‒34 [条件設定]ダイアログ

[図データ]

絞り込み条件として指定できる項目が一覧で表示されます。例えば、特定の部署の情報だけを出力したい場合は、部署名を指定します。

[決定]ボタンをクリックすると、指定した条件が有効になります。

[決定]ボタンをクリックする前に[閉じる]ボタンをクリックすると、指定した条件はクリアされるので、絞り込みの条件を確認しながら条件を調整する場合は、ダイアログを表示したままエクスポートしてください。

(2) 出力されるCSVファイルの形式

エクスポートで出力されるCSVファイルの形式を次の図に示します。

図16‒35 エクスポートで出力されるCSVファイルの形式

[図データ]

1台のPCに複数のIPアドレスが割り当てられている場合など、同一の資産に対して複数の情報が登録されている場合、複数行で出力されます。

出力項目の制限によって出力内容が重複する場合でも、重複行は削除されません。

出力されたCSVファイルを加工してAsset Consoleに登録するCSVファイルを編集する場合、Microsoft Excelを使用して直接ファイルを開くと、コード、IDなど先頭に0が付く数値は、先頭の0が自動的に削除されてしまうため、元の情報とは異なる値で更新されてしまうことがあります。そのため、Microsoft Excelを使用するときは、「テキストファイルのインポート」機能を使用して、列のデータ形式を「文字列」に設定したあと、ファイルを読み込んで編集してください。