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JP1 Version 12 JP1/IT Desktop Management 2 - Asset Console 構築・運用ガイド


7.1.1 JP1/IT Desktop Management 2 - Manager管理情報を取得するために必要な作業の流れ

JP1/IT Desktop Management 2 - Managerと連携するためには、Asset Consoleのインストール時から、必要な設定があります。そのため、Asset Consoleのセットアップと併せて、JP1/IT Desktop Management 2 - Managerと連携するために必要な作業についても、確認しておいてください。

  1. JP1/IT Desktop Management 2 - Managerとの連携に必要な各種設定

    JP1/IT Desktop Management 2 - Managerのデータベースに接続するためのログインIDおよびサービス名などを[サーバセットアップ]ダイアログで設定します。

    設定項目の詳細については、「7.3.7 JP1/IT Desktop Management 2 - Manager管理情報取得の設定」を参照してください。

    また、管理情報の引き当て方法の設定、ソフトウェア名称の割り当て方法などは [ITDM2管理情報取得]画面で設定します。

  2. データソースの作成

    JP1/IT Desktop Management 2 - Managerのデータベースに接続するため、セットアップ時に、データソースを作成します。データソースの作成方法については「7.5 データソースの作成」を参照してください。

  3. 資産番号、利用者名、部署、および設置場所の情報を取り込む設定

    JP1/IT Desktop Management 2 - Manager管理情報を資産番号に設定する場合、および管理情報から利用者名、部署、設置場所を取り込む場合は、各項目に引き当てるJP1/IT Desktop Management 2 - Manager管理情報を設定する必要があります。

    また、これ以外にも、引き当て項目を変更したり、JP1/IT Desktop Management 2 - Manager管理情報から取得する情報を追加したりすることもできます。

    管理項目へのJP1/IT Desktop Management 2 - Manager管理情報の引き当て方法については、「16.14 引き当て項目の設定(ITDM2管理情報取得)」を参照してください。

  4. タスクの設定

    Windowsのタスクスケジューラに登録されているタスクを利用して定期的にJP1/IT Desktop Management 2 - Manager管理情報を取得する場合は、タスク「ITDM2 - Manager管理情報の取得(Asset Console)」を有効にします。デフォルトでは、無効になっています。

    タスクの設定については、「7.9 タスクスケジューラに登録されるタスクの設定」を参照してください。