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JP1 Version 12 JP1/IT Desktop Management 2 - Asset Console 構築・運用ガイド


5.2.4 ソフトウェア名の割り当て方法の設定

ソフトウェアのライセンスを管理するには、各機器にインストールされているソフトウェアの名称(インストールソフトウェア名)と、ライセンスを管理しているソフトウェアの名称(ソフトウェア名)を対応づけて管理する必要があります。

JP1/IT Desktop Management 2 - Managerからインストールソフトウェア情報を取得する設定にしている場合、インストールソフトウェア名を自動的にソフトウェア名に割り当てて、対応づけることができます。

  1. 業務メニュー「ITDM2管理情報取得」の「動作設定」にある「取得対象」の[ソフトウェア情報]のチェックボックスをチェックする。

    ソフトウェア名の自動割り当て

    JP1/IT Desktop Management 2 - Managerから管理情報を取得する際に、すでに同一のソフトウェアがインストールソフトウェアリストに登録されていたら、同じソフトウェア名への割り当てを追加するかどうかを選択します。

    「ソフトウェア名の自動割り当て」で選択できる値は次の2種類です。

    ・自動的に割り当てない(デフォルト)

    ・自動的に割り当てる

    ソフトウェアの自動登録

    JP1/IT Desktop Management 2 - Managerから管理情報を取得する際に、インストールソフトウェア名と同じ名称でソフトウェア名を登録して、対応づけるかどうかを選択します。

    「自動的に登録しない」(デフォルト)を選択すると、インストールソフトウェア名だけが登録されて、ソフトウェア名の登録および割り当ては実行されません。取得した管理情報に、資産管理データベースに登録されていないインストールソフトウェア名が含まれていた場合は、業務メニュー「ソフトウェア名称管理」でソフトウェア名を割り当ててください。

    「自動的に登録する」を指定すると、JP1/IT Desktop Management 2 - Managerから取得した管理情報と同じインストールソフトウェア名およびソフトウェア名が登録されて、自動的に割り当てられます。また、ソフトウェア種別は「商用」で登録されます。ソフトウェア種別を変更する手順については、「16.6.4 ソフトウェア名および属性を変更する」を参照してください。

  2. [設定]ボタンをクリックする。

注意事項

ソフトウェア名のソフトウェア種別が「商用」のもので、すでに資産管理データベースに登録されている場合は、名称の最後に「_X」(Xは1から99の数字)を付けてから登録して、インストールソフトウェア名を割り当てます。数字は、1から順に99まで付与されます。99まで登録されている場合、割り当ては実行されません。該当のソフトウェア名はすでに登録されているため登録できなかったことをログに出力します。