7.2.9 [オプション]パネル
リモートインストール時のオプションを指定するパネルです。
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- パッケージデータを圧縮する
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ソフトウェアを圧縮してパッケージングするかどうかを指定します。圧縮されたパッケージは、リモートインストール時に自動的に伸長されます。デフォルトはオフです。
パッケージを圧縮するとファイル転送は速くなり、キャビネット上でパッケージを保管するための容量を節約できます。ただし、パッケージング時やリモートインストール時に、圧縮・伸長処理の時間が掛かります。
圧縮する場合は、圧縮方法として次のどちらかを選択できます。デフォルトは「Windows専用」です。
- Windows専用
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UNIX共用よりパッケージ容量を削減して圧縮できます。ただし、UNIXエージェントには配布できない圧縮方法です。
- UNIX共用
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Windows専用よりパッケージ容量の圧縮効率は下がりますが、UNIXエージェントにも配布できる圧縮方法です。
圧縮率は、パッケージデータによって異なりますが、次の表を目安にしてください。圧縮前のデータを100%とした場合の、圧縮後のデータの割合です。
圧縮方法
100メガバイトのテキストデータ
145メガバイトのプログラムデータ
Windows専用
約1%
約47%
UNIX共用
約45%
約71%
- バージョンアップ時リストア対象とする
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この項目は、パッケージ種別が「ユーザプログラム、データ」のときだけ設定できます。バージョンアップ時リストア対象にすると、ソフトウェアのバージョンアップ時に、リモートインストール先にある前バージョンのバックアップが取得されます。そして、リモートインストールが失敗したときには、バックアップを基に前バージョンのソフトウェアが復元されます。デフォルトはオフです。
外部プログラムを指定している場合、バックアップは、インストール直前の起動を指定した外部プログラム起動後に取得されます。また、リストアは、インストールエラー時の起動を指定した外部プログラム起動後に実行されます。
UNIX版のパッケージャ(資源登録システム)からパッケージング(資源登録)したソフトウェアには、「バックアップの保存期間」が設定されています。リモートインストールに失敗し、さらにリストアに失敗しても、旧バージョンのバックアップが一定期間保存されているので、管理対象のコンピュータからの操作でリストアを再試行できます。バックアップファイルの確認、およびリストアの再試行の方法については、「12.5 バックアップファイルを管理する」を参照してください。
なお、この項目は、[インストール条件の変更]ダイアログボックスの「インストール時障害が発生した場合、バックアップからリストアを行う」に相当します。
- インストール後コンピュータを再起動する
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パッケージのインストール後に、管理対象のコンピュータを自動的に再起動させるかどうかを指定します。デフォルトはオフです。この項目をオンにすると、インストール後に管理対象のコンピュータで再起動の確認ダイアログボックスが表示され、指定された時間を過ぎると再起動が開始されます。確認ダイアログボックスの表示時間は、エージェント設定の[利用者への通知設定]で設定されています。
確認ダイアログボックスの表示時間に「シャットダウンまたは再起動を指示するダイアログでの、利用者の応答に従う」が指定されている場合は、ユーザの入力があるまで再起動は開始されません。
自動的に再起動できるのは、管理対象のコンピュータ(UNIXエージェントは除く)だけです。中継システムおよび管理用中継サーバでは、再起動を指定したパッケージをインストールしても自動的に再起動されません。
コンピュータを自動的に再起動させる場合の注意事項を次に示します。
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JP1/IT Desktop Management 2 - Agentをリモートインストールする場合は、「インストール後コンピュータを再起動する」を設定しないでください。リモートインストールが正常に完了しないことがあります。
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複数のパッケージにコンピュータの再起動を設定して1つのジョブでインストールした場合、すべてのパッケージのインストール後にコンピュータが自動的に再起動されます。
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再起動を指定したパッケージを配布するジョブにクライアント制御によるコンピュータのシャットダウンが指定されていた場合、ジョブの終了後にシャットダウンします。
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再起動を指定したパッケージを配布するジョブやクライアント制御によるシャットダウンを指定したジョブを含む複数のジョブが、管理対象のコンピュータ上で続けて実行された場合、すべてのジョブの終了後にシャットダウンします。
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再起動を指定したパッケージがエージェントのパッケージセットアップマネージャからインストールされた場合、エージェント設定に確認ダイアログボックスの表示時間が設定されていても、「シャットダウンまたは再起動を指示するダイアログでの、利用者の応答に従う」の場合と同様に、ユーザの入力があるまで再起動しません。
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Windowsのコンピュータでスクリーンセーバが起動され、パスワードで保護されている場合は、自動的に再起動できません。
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再起動を指定したパッケージのインストール時に編集中のファイルが存在した場合は、自動的に再起動できません。
また、再起動を指定したパッケージを上位システムからリモートインストールした場合で、次に示すログオン状態のときは指定どおりの動作をしません。
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ログオン前のとき
これらの状態では、エージェント設定で「指定する時間内に利用者の応答がない場合に、自動的に開始する」を選択していると、確認ダイアログボックスを表示しないで再起動します。「シャットダウンまたは再起動を指示するダイアログでの、利用者の応答に従う」を選択していると、再起動できません。
なお、ここでいう「パッケージを上位システムからリモートインストール」とは、エージェント側からパッケージセットアップマネージャを使用してパッケージをインストールする場合以外を示します。
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- 処理中ダイアログの表示
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パッケージのインストール時に、管理対象のコンピュータで処理中ダイアログを表示させるかどうかを指定します。対象となるのは、ダウンロード中ダイアログとインストール中ダイアログです。次に示す項目から選択できます。
- エージェントの設定に従う
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エージェント設定の[ジョブの設定]−[ジョブの処理中ダイアログの表示設定]に設定された内容に従って、ダウンロード中ダイアログとインストール中ダイアログの動作を決定します。処理中ダイアログとしてプログラム標準のダイアログを表示するか、またはユーザ作成プログラムを表示するかについても、[ジョブの処理中ダイアログの表示設定]に従います。
- 表示する
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エージェント設定の[ジョブの設定]−[ジョブの処理中ダイアログの表示設定]の設定内容に関係なく、ダウンロード中ダイアログとインストール中ダイアログを表示します。
処理中ダイアログとしてプログラム標準のダイアログを表示するか、またはユーザ作成プログラムを表示するかは、[ジョブの処理中ダイアログの表示設定]に従います。
- 表示しない
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エージェント設定の[ジョブの設定]−[ジョブの処理中ダイアログの表示設定]の設定内容に関係なく、ダウンロード中ダイアログとインストール中ダイアログを非表示にします。
パッケージの「処理中ダイアログの表示」と、[ジョブの処理中ダイアログの表示設定]をそれぞれ設定したときの、処理中ダイアログ表示の有無を次に示します。
[ジョブの処理中ダイアログの表示設定]
パッケージの設定
エージェントの設定に従う
表示する
表示しない
表示する
○
○
−
表示しない
−
○
−
- (凡例)
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○:対象ダイアログを表示する
−:対象ダイアログを表示しない
なお、パッケージに処理中ダイアログの表示を指定した場合、インストール中ダイアログを最前面表示するかどうかは[ジョブの処理中ダイアログの表示設定]に従います。
- インストール前に表示するパッケージの説明
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パッケージに添付する説明文を次の方法で入力します。
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「説明」欄に直接入力する。
説明文は、半角30,000文字(全角15,000文字)以内で入力します。
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[読み込み]ボタンをクリックしてテキストファイルを読み込む。
テキストファイルのサイズの上限は30,000バイトです。
この説明文は、パッケージを「クライアントユーザによるインストール」ジョブで配布する場合に有効です。管理対象のコンピュータから、パッケージセットアップマネージャを使用してインストールするパッケージを選択するときに、この説明文を閲覧できます。パッケージの内容やインストール方法など、インストール前に利用者に知っておいて欲しい情報がある場合に記述してください。
なお、この項目は、[インストール条件の変更]ダイアログボックスの「パッケージの説明」に相当します。
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