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JP1 Version 12 JP1/IT Desktop Management 2 配布機能 運用ガイド


7.1.2 パッケージングの手順

ここでは、パッケージングの手順について説明します。

パッケージングの手順は、日立総合インストーラから日立プログラムプロダクトをパッケージングする場合と、他社のソフトウェアやユーザプログラムなどの任意のソフトウェアをパッケージングする場合で異なります。

それぞれの場合の手順について説明します。

〈この項の構成〉

(1) 日立総合インストーラからパッケージングする場合の手順

日立総合インストーラから日立プログラムプロダクトをパッケージングする手順を次に示します。

  1. [ファイル]ウィンドウで日立総合インストーラのマウントされているドライブのルートディレクトリを選択する。

    必ず[ファイル]ウィンドウの左画面でルートディレクトリを選択してください。ルートディレクトリ以外を選択するとパッケージングできません。

  2. [実行]−[パッケージング]を選択する。

    [プログラムプロダクトの一覧]ダイアログボックスが表示されます。

    図7‒3 [プログラムプロダクトの一覧]ダイアログボックス

    [図データ]

  3. パッケージングする日立プログラムプロダクトを選択し、[パッケージング]ボタンをクリックする。

    [JP1/ITDM2 パッケージング]ダイアログボックスが表示されます。

    図7‒4 [JP1/ITDM2 パッケージング]ダイアログボックス

    [図データ]

    パッケージの詳細を設定します。[JP1/ITDM2 パッケージング]ダイアログボックスでの設定方法については、「7.2 パッケージの詳細設定」を参照してください。

    [プログラムプロダクトの一覧]ダイアログボックスで、複数のプログラムプロダクトを選択した場合、[パッケージング情報]パネルのパッケージ名に表示するプログラムプロダクトを、プルダウン形式の一覧から選択して、すべてのパッケージの詳細を設定します。

  4. 設定が完了したら、[パッケージング実行]ボタンをクリックする。

    パッケージングが開始されます。

    パッケージングが完了すると、完了を知らせるダイアログボックスが表示されます。

  5. [パッケージ]ウィンドウでパッケージが作成されていることを確認する。

    図7‒5 [パッケージ]ウィンドウ

    [図データ]

    パッケージは次のアイコンで表示されます。

    [図データ]:パッケージ

    パッケージの確認方法については、「7.1.3 保管したパッケージの確認」を参照してください。

(2) 任意のソフトウェアをパッケージングする場合の手順

任意のソフトウェアをパッケージングする手順を次に示します。

  1. [ファイル]ウィンドウで、パッケージングするファイルまたはディレクトリを選択する。

    ファイルは複数選択できます。

  2. [実行]−[パッケージング]を選択する。

    [JP1/ITDM2 パッケージング]ダイアログボックスが表示されます。

    以降の手順については、(1)の手順4.以降と同様です。

間違ってパッケージングしたパッケージは削除できます。パッケージャからパッケージを削除するには、[パッケージ]ウィンドウで、削除したいパッケージを選択し、[編集]−[削除]を選択します。

ワークディレクトリなどのパッケージング時の環境や、[JP1/ITDM2 パッケージング]ダイアログボックスのデフォルト値は、[デフォルト値のカスタマイズ]ダイアログボックスで変更できます。詳細については、「7.2.14 パッケージング環境のカスタマイズ」を参照してください。