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JP1 Version 12 JP1/IT Desktop Management 2 配布機能 運用ガイド


5.2.5 あて先グループを変更する

ここでは、あて先グループを変更する方法を説明します。

登録済みの情報に、あて先グループまたはホストを追加登録する場合は「5.2.5(1) ファイルから追加する」を参照してください。登録済みの情報をいったん初期化して登録し直す場合は「5.2.5(2) ファイルから変更する」を参照してください。

〈この項の構成〉

(1) ファイルから追加する

JP1/IT Desktop Management 2 - Managerのリモートインストールマネージャを使用する場合は、あて先グループまたはホストをファイルから追加できます。

あて先グループまたはホストをファイルから追加する方法を次に示します。

  1. 追加したいあて先グループまたはホストだけを設定した、あて先グループファイルを作成する。

    あて先グループファイルを作成する方法は、「5.2.3(1) あて先グループファイルを作成する」を参照してください。

  2. [あて先]ウィンドウで、[ファイル]−[ファイルから追加]を選択する。

    [あて先の追加]ダイアログボックスが表示されます。

  3. 手順1.で作成したあて先グループファイルを選択し、[開く]ボタンをクリックする。

    あて先グループまたはホストの登録が開始されます。

(2) ファイルから変更する

変更前のあて先グループの構成をファイルに出力します。出力したファイルを更新したあと、このファイルからあて先グループを作成します。

あて先グループの構成をファイルに保存する方法、および保存したファイルからあて先グループを作成する方法については、「5.2.3 あて先グループをファイルから作成する」を参照してください。

(3) [あて先]ウィンドウで変更する

[あて先]ウィンドウから、あて先グループを変更する方法を説明します。変更するあて先グループまたはホストを検索する方法については、「6.1.1 名称によるホストの検索方法」を参照してください。

(a) あて先グループ名の変更

あて先グループ名を変更する方法を次に示します。[あて先]ウィンドウでは、ホストのあて先名は変更できません。

  1. [あて先]ウィンドウで名称を変更するあて先グループを選択する。

    選択したあて先グループが反転表示されます。

  2. [ファイル]−[名前の変更]を選択する。

  3. 名称を設定後、[Enter]キーを押す。

    設定した名称に変更されます。

(b) あて先グループまたはホストの編集(削除、コピー、移動)

あて先グループまたはホストを編集(削除、コピー、移動)する場合、[あて先]ウィンドウをアクティブにし、編集するあて先グループまたはホストを選択して[編集]メニューから[削除]、[コピー]、[切り取り]、および[貼り付け]を選択します。

また、あて先グループまたはホストは、ドラッグ&ドロップの操作でも編集できます。

注意事項
  • [コピー]または[切り取り]選択後は、左枠の「ネットワーク」をダブルクリックしないでください。

    ダブルクリックすると[貼り付け]が非活性になり、ホストを貼り付けられなくなります。この場合は、再度[コピー]または[切り取り]を選択してください。

  • [あて先]ウィンドウを複数表示している場合、あるウィンドウでコピーしたあて先グループまたはホストを、別のウィンドウに貼り付けることはできません。

(c) あて先を編集するときの注意事項

[あて先]ウィンドウで、あて先グループまたはホストを編集(削除、コピーまたは移動)しているときに通信障害などが発生すると、障害前の状態に戻すことができない場合があります。このため、多数のあて先グループまたはホストを編集する場合、編集する前にあて先グループの構成をファイルに保存しておくことをお勧めします。

あて先グループの構成をファイルに保存する方法、および保存したファイルからあて先グループを作成する方法については、「5.2.3 あて先グループをファイルから作成する」を参照してください。