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JP1 Version 12 JP1/IT Desktop Management 2 配布機能 運用ガイド


5.2.4 あて先グループを[あて先]ウィンドウで作成する

あて先グループを作成したあと、あて先グループに属するホスト(中継システムまたはエージェント)を登録します。

〈この項の構成〉

(1) あて先グループの作成手順

あて先グループの作成方法を次に示します。あて先グループ下にあて先グループを作成することはできますが、上位のあて先グループと同じ名称を下位のあて先グループに付けることはできません。作成できるあて先グループの階層は7階層までです。

  1. [あて先]ウィンドウをアクティブにし、あて先グループを作成する位置を選択する。

    選択した位置の下位にあて先グループを作成します。

  2. [ファイル]−[グループの新規作成]を選択する。

    [あて先グループの作成]ダイアログボックスが表示されます。

    図5‒6 [あて先グループの作成]ダイアログボックス

    [図データ]

    「あて先グループの作成」を選択し、作成するあて先グループの名称をユニークに設定します。あて先グループ名の付け方については、「5.2.2 グループ名の付け方」を参照してください。

  3. 項目を設定後、[実行]ボタンをクリックする。

    あて先グループが作成されます。作成をやめるときは[終了]ボタンをクリックしてください。

(2) ホストの登録

作成したあて先グループに、ホストを登録する方法を次に示します。[システム構成]ウィンドウにないホストは、[あて先]ウィンドウでは設定できません。

  1. [あて先]ウィンドウをアクティブにし、ホストを設定する位置を選択する。

    選択した位置の下位にホストを設定します。

  2. [ファイル]−[あて先の新規作成]を選択する(または、ホストの作成ボタンをクリックする)。

    [あて先の作成]ダイアログボックスが表示されます。

    図5‒7 [あて先の作成]ダイアログボックス

    [図データ]

    所属あて先グループ名

    ホストを登録するあて先グループの名称が表示されます。

    あて先名

    登録するホストのホスト名またはIPアドレスを指定します。

    [追加]ボタンをクリックしたあと、システム構成内に同じホスト名のホストが複数存在する場合、[あて先の選択]ダイアログボックスが表示されます。どのタイプのホストを選択するか指定します。

    図5‒8 [あて先の選択]ダイアログボックス

    [図データ]

  3. 項目を設定後、[終了]ボタンをクリックする。

    設定を保存して[あて先の作成]ダイアログボックスが閉じます。

    このとき[追加]ボタンをクリックすると、続けてホストを追加できます。

また、[システム構成]ウィンドウに表示されているホストをあて先グループのアイコンにドラッグ&ドロップして、ホストを登録することもできます。