1.1.2 配布できるソフトウェアの種類
JP1/IT Desktop Management 2では、リモートインストールの対象となるソフトウェアを、次の3種類に分類して認識しています。この区分をパッケージ種別と呼びます。
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日立プログラムプロダクト
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他社ソフトウェア
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ユーザプログラム、データ
「日立プログラムプロダクト」、または「他社ソフトウェア」であるかどうかは、ソフトウェアのパッケージング時に、パッケージャが自動的に判断します。どちらにも認識されないソフトウェアは、すべて「ユーザプログラム、データ」として扱われます。
なお、パッケージ種別によっては、リモートインストール時にAITファイル(Automatic Installation Toolで作成するファイル)が必要です。AITファイルを使ったリモートインストール方法については、「16. AITファイルを使ったリモートインストール」を参照してください。
- 〈この項の構成〉
(1) 日立プログラムプロダクト
複数ライセンスパック製品のプログラムプロダクトのリモートインストールができます。また、複数ライセンスパック製品ではないプログラムプロダクトでは、すでに導入しているものをリビジョンアップする場合に限って、リモートインストールできます。ただし、一部のプログラムプロダクト(通信ソフトウェアなど)のリモートインストールはできません。リモートインストールができるプログラムプロダクトは、それぞれのマニュアルまたはリリースノートでご確認ください。
JP1/IT Desktop Management 2のリモートインストール
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JP1/IT Desktop Management 2 - Manager
リモートインストールできません。
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JP1/IT Desktop Management 2 - Agent(中継システム)
リモートインストールできます。
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JP1/IT Desktop Management 2 - Agent(エージェント)
リモートインストールできます。