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JP1 Version 12 JP1/IT Desktop Management 2 運用ガイド


18.9 管理用サーバのトラブルシューティング

障害発生時には、JP1/IT Desktop Management 2の画面にメッセージが表示されます。このメッセージに従ってトラブルの要因および対処方法を確認して、対処してください。

イベント画面で対処が必要なイベントを確認した場合は、イベントのメッセージを確認して対処してください。

また、エラーが発生するとログファイルが出力されます。ログファイルからエラーの要因や対処方法を確認してください。

対処が必要なイベントの要因と対処を次の表に示します。

イベント番号

種類

メッセージ

要因

対処

002

設定

機器の状態が管理対象外に変更されました。

機器が管理対象外に変更されました。

設定画面の[機器の探索]−[除外対象機器]画面を確認してください。

004

設定

ライセンス数を超過したため管理対象の機器として登録できませんでした。

ライセンス超過を検知しました。

管理台数分のライセンスを購入し、設定画面の[製品ライセンス]−[製品ライセンスの設定]画面でライセンスを追加してください。

005

設定

エージェントがアンインストールされました。

エージェントのアンインストールを検知しました。

エージェントのアンインストールを許可した機器かどうかを確認してください。

019

エラー

機能名で詳細情報を取得できませんでした。

機器の探索や機器情報の収集が失敗しました。

認証情報や探索範囲などの設定内容、サービス(JP1_ITDM2_Agent Control)の稼働状況を確認してください。または、対象機器の状態を確認してください。確認完了後、機器の探索や機器情報の収集を再実行してください。

それでも解決できない場合は、getlogsコマンドでトラブルシュート用情報を取得したあと、サポートサービスへ連絡してください。

050

セキュリティ

機器のセキュリティ状態を判定しました。判定結果は危険レベルです。

セキュリティ判定の結果、対象のコンピュータが危険と判定されました。

対象のコンピュータに対して、セキュリティ対策を実施してください。

051

セキュリティ

機器のセキュリティ状態を判定しました。判定結果は危険レベルです。

セキュリティ判定の結果、対象のコンピュータが警告または注意と判定されました。

対象のコンピュータに対して、セキュリティ対策を実施してください。

055

エラー

管理者へのメール通知に失敗しました。

  • 要因1

    管理者にメールアドレスが設定されていません。または、メールアドレスに誤りがあります。

  • 要因2

    メールサーバの設定に誤りがあります。または、メールサーバが稼働していません。

  • 要因3

    メールサーバの接続に必要な認証の設定に誤りがあります。

要因ごとに次に示す対策を実施してください。

  • 要因1

    設定画面の[ユーザー管理]−[ユーザーアカウントの管理]画面で、管理者にメールアドレスを設定してください。または、正しいメールアドレスに変更してください。

  • 要因2

    設定画面の[他システムとの接続]−[メールサーバの設定]画面で、メールサーバの設定を修正してください。または、メールサーバの管理者へ連絡してください。

  • 要因3

    設定画面の[他システムとの接続]−[メールサーバの設定]画面で、メールサーバで使用する認証の設定を修正してください。

057

エラー

利用者へのメッセージ通知に失敗しました。

管理用サーバとコンピュータ間のネットワークなどの障害により、メッセージの通知に失敗しました。

getlogsコマンドでトラブルシュート用情報を取得したあと、サポートサービスへ連絡してください。

074

エラー

セキュリティ対策の実施に失敗しました。

セキュリティ対策が失敗しました。

getlogsコマンドでトラブルシュート用情報を取得し、エラー要因を取り除いたあと、セキュリティ対策を実施してください。また、メッセージ通知などにより、利用者にセキュリティ対策を依頼してください。

078

エラー

印刷操作の抑止を解除できませんでした。

印刷抑止の解除が失敗しました。

失敗したのが印刷抑止の解除を許可した利用者かどうかを確認し、許可した利用者の場合は、正しい印刷抑止解除パスワードを連絡してください。許可していない利用者の場合は、必要に応じて印刷を抑止していることを連絡してください。

081

エラー

当該機器にすでに適用されているグループポリシーと異なるため、セキュリティ対策を実施できませんでした。

セキュリティ対策を実施しようとしましたが、すでに適用されているセキュリティポリシーと異なっていました。

適用済みのセキュリティポリシーおよびセキュリティ対策の内容を確認してください。

200

エラー

サービス(JP1_ITDM2_Service)でエラーが発生しました。サービス(JP1_ITDM2_Service)を停止します。

サービス(JP1_ITDM2_Service)の内部で致命的なエラーが発生しました。

getlogsコマンドでトラブルシュート用情報を取得したあと、サポートサービスへ連絡してください。

203

エラー

製品更新情報の取得に失敗しました。サポートサービスの設定情報が不正です。

設定画面の[他システムとの接続]−[サポートサービスの設定]画面の設定に誤りがあります。

サポートサービスサイトと接続するための情報を確認し、設定画面の[他システムとの接続]−[サポートサービスの設定]画面の設定を修正してください。[接続テスト]ボタンをクリックすると、サポートサービスに接続できるか確認できます。

206

エラー

Active Directoryサーバとの接続に失敗しました。Active Directory の設定情報が不正です。

Active Directoryサーバが稼働していません。または、設定画面の[他システムとの接続]−[Active Directoryの設定]画面の設定に誤りがあります。

Active Directoryサーバの稼働状況を確認してください。Active Directoryサーバが稼働している場合は、設定画面の[他システムとの接続]−[Active Directoryの設定]画面の設定を修正してください。[接続テスト]ボタンをクリックすると、Active Directoryサーバに接続できるか確認できます。

208

エラー

受信ファイルの更新処理でエラーが発生しました。

エージェントからの情報の受信に失敗しました。

管理用サーバの環境でリソースが不足しているおそれがあります。このエラーが頻発するときは、管理用サーバの環境を見直してください。

209

エラー

機能名でエラーが発生しました。

マネージャサービスの内部処理でエラーが発生しました。

設定画面の[機器の探索]画面や[エージェント]画面、または機器画面を確認したあと、探索またはエージェントの配信を再実行してください。

繰り返し発生する場合は、getlogsコマンドでトラブルシュート用情報を取得したあと、サポートサービスへ連絡してください。

210

エラー

受信ファイルの更新処理でエラーが発生したため、更新できませんでした。

エージェントからの情報の受信に失敗し、回復が見込めないため更新処理を中止しました。

管理用サーバの環境でリソースが不足している可能性があります。管理用サーバの環境を見直したあと、情報を再取得してください。

211

エラー

フォーマットが不正なファイルを受信したため、更新できませんでした。

フォーマットが不正なファイルを受信しました。

取得元のデータに特殊文字(制御コードなど)が含まれているおそれがあります。取得元のデータが編集できれば、特殊文字を取り除いて再度情報を取得してください。

繰り返し発生する場合は、getlogsコマンドでトラブルシュート用情報を取得したあと、サポートサービスへ連絡してください。

1003

設定

エージェントの環境が壊れました。

エージェントのファイルが削除されたなどして、エージェントの実行環境が壊れています。

エージェント側でアップデートを実施し、環境を修復してください。

1004

機器

新しいソフトウェアが発見されました。

新しいソフトウェアを検知しました。

機器画面の[ソフトウェア情報]画面で、問題のないソフトウェアかどうか確認してください。

1006

エラー

使用禁止サービスを停止できませんでした。

使用禁止サービスを停止しようとしましたが、停止できませんでした。

エージェントの状態を確認してください。

1016

配布

使用必須ソフトウェアを配布します。

使用必須ソフトウェアがインストールされていないことを検知しました。

自動対策が実施されるので、配布(ITDM互換)画面でタスクの実行結果を確認してください。

1017

配布

使用禁止ソフトウェアを削除します。

使用禁止ソフトウェアがインストールされていることを検知しました。

自動対策が実施されるので、配布(ITDM互換)画面でタスクの実行結果を確認してください。

1018

配布

パッケージ配布タスクがエラー終了しました。

インストールが何らかの要因によって失敗しました。

イベント詳細でエラーの要因を確認して、問題を解決したあと、再実行してください。

1019

配布

アンインストールタスクがエラー終了しました。

アンインストールが何らかの要因によって失敗しました。

イベント詳細でエラーの要因を確認して、問題を解決したあと、再実行してください。

1021

配布

管理者が実行するタスク(タスク名)が完了しました。

管理者が実行するタスクが完了しました。

配布(ITDM互換)画面でタスクの実行結果を確認してください。

1022

資産

未確認のハードウェア資産(機器種別)が登録されました。

管理対象機器の追加、USBデバイスの登録が実行されました。

資産画面で、資産状態が[未確認]のハードウェア資産情報を編集してください。

1028

設定

ネットワークの探索が終了しました。

ネットワークの探索が終了しました。

設定画面の[探索履歴の確認]画面で、探索結果を確認してください。

1029

設定

Active Directoryとの同期が完了しました。

Active Directoryの探索が終了しました。

設定画面の[探索履歴の確認]画面で、探索結果を確認してください。

1032

エラー

操作ログの保管でエラーが発生しました。

  • 要因1

    内部エラーが発生しました。

  • 要因2

    ローカルデータフォルダのディスク容量が不足しているおそれがあります。

  • 要因3

    操作ログの保管先フォルダが存在しない、または接続できません。

  • 要因4

    操作ログの保管先フォルダに接続するためのユーザー名、またはパスワードが間違っています。

  • 要因5

    操作ログの保管先フォルダのディスク容量が不足しているおそれがあります。

要因ごとに次に示す対策を実施してください。

  • 要因1

    getlogsコマンドでトラブルシュート用情報を取得したあと、サポートサービスへ連絡してください。

  • 要因2

    セットアップで指定したローカルデータフォルダの空き容量を増やすか、ローカルデータフォルダを十分な空き容量のあるディスクに変更してください。

  • 要因3

    セットアップで指定した操作ログの保管先フォルダが存在し、接続できるか確認してください。

  • 要因4

    セットアップで指定したユーザー名とパスワードを確認してください。

  • 要因5

    セットアップで指定した操作ログの保管先フォルダの空き容量を増やすか、操作ログの保管先フォルダを十分な空き容量のあるディスクに変更してください。

1034

エラー

操作ログの手動取り込みの処理で、エラーが発生しました。

  • 要因1

    内部エラーが発生しました。

  • 要因2

    ローカルデータフォルダのディスク容量が不足しているおそれがあります。

  • 要因3

    操作ログの保管先フォルダが存在しない、または接続できません。

  • 要因4

    操作ログの保管先フォルダに接続するためのユーザー名、またはパスワードが間違っています。

  • 要因5

    操作ログの保管先フォルダのディスク容量が不足しているおそれがあります。

  • 要因6

    操作ログの保管先フォルダにバックアップファイルがありません。

  • 要因7

    操作ログの保管先フォルダのバックアップファイルが壊れています。

要因ごとに次に示す対策を実施してください。

  • 要因1

    getlogsコマンドでトラブルシュート用情報を取得したあと、サポートサービスへ連絡してください。

  • 要因2

    セットアップで指定したローカルデータフォルダの空き容量を増やすか、ローカルデータフォルダを十分な空き容量のあるディスクに変更してください。

  • 要因3

    セットアップで指定した操作ログの保管先フォルダが存在し、接続できるか確認してください。

  • 要因4

    セットアップで指定したユーザー名とパスワードを確認してください。

  • 要因5

    セットアップで指定した操作ログの保管先フォルダの空き容量を増やすか、操作ログの保管先フォルダを十分な空き容量のあるディスクに変更してください。

  • 要因6

    バックアップファイルを別のフォルダに退避している場合は、操作ログの保管先フォルダにバックアップファイルを戻したあとで、操作ログのリストアを再実行してください。

  • 要因7

    操作ログの保管先フォルダの中にある詳細情報に表示されたファイルを削除してください。

1035

セキュリティ

操作ログの取り込みで、一部のデータの取り込みをスキップしました。

操作ログの保管先フォルダに、該当日のバックアップファイルがありません。

該当日のバックアップファイルを別のフォルダに退避している場合は、操作ログの保管先フォルダにバックアップファイルを戻したあとで、操作ログのリストアを再実行してください。

1036

エラー

操作ログのデータベースの拡張に失敗しました。

操作ログのデータベース格納フォルダの空き容量がありません。

不要なファイルを移動または削除したりして、ディスクの空き容量を確保してから、サービスを再起動してください。

ディスクの空き容量が十分あるにも関わらず、繰り返し発生する場合は、getlogsコマンドでトラブルシュート用情報を取得したあと、サポートサービスへ連絡してください。

1037

エラー

Active Directoryサーバからの機器情報および組織情報の取得に失敗しました。

  • 要因1

    Active Directoryサーバとの接続に失敗しました。

  • 要因2

    Active Directoryサーバとの認証に失敗しました。

  • 要因3

    指定されたドメインが見つかりませんでした。

  • 要因4

    Active Directoryサーバに指定されたOU情報が見つかりませんでした。

  • 要因5

    Active Directoryサーバとの暗号化通信に失敗しました。

要因ごとに次に示す対策を実施してください。

  • 要因1

    設定画面の[他システムとの接続]−[Active Directoryの設定]画面で設定したホスト名とポート番号を確認してください。または、Active Directoryサーバの稼働状況を確認してください。

  • 要因2

    設定画面の[他システムとの接続]−[Active Directoryの設定]画面で設定したユーザーIDとパスワードを確認してください。

  • 要因3

    設定画面の[他システムとの接続]−[Active Directoryの設定]画面で設定したドメイン名を確認してください。

  • 要因4

    設定画面の[他システムとの接続]−[Active Directoryの設定]画面で設定したルートOUを確認してください。

  • 要因5

    設定画面の[他システムとの接続]−[Active Directoryの設定]画面で設定したポート番号を確認してください。または、Active Directoryサーバに証明書がインストールされているか確認してください。

[接続テスト]ボタンをクリックすると、Active Directoryサーバに接続できるか確認できます。

1048

不審操作

添付ファイル付きメールの送信操作を検出しました。

添付ファイル付きメールの送信を、不審な操作として検知しました。

操作に問題がないか確認してください。

1049

不審操作

Web/FTPサーバへのファイルのアップロード操作を検出しました。

Webサーバ/FTPサーバへのファイルのアップロードを、不審な操作として検知しました。

操作に問題がないか確認してください。

1050

不審操作

リムーバブルドライブへのファイルのコピー、移動操作を検出しました。

リムーバブルドライブへのファイルのコピーまたは移動を、不審な操作として検知しました。

操作に問題がないか確認してください。

1051

不審操作

プリンタへの大量印刷操作を検出しました。

プリンタへの大量印刷を、不審な操作として検知しました。

操作に問題がないか確認してください。

1055

エラー

サポートサービスへの接続でエラーが発生しました。

設定画面の[他システムとの接続]−[サポートサービスの設定]画面の設定に誤りがあります。

サポートサービスサイトと接続するための情報を確認し、設定画面の[他システムとの接続]−[サポートサービスの設定]画面の設定を修正してください。[接続テスト]ボタンをクリックすると、サポートサービスに接続できるか確認できます。

1056

エラー

管理者へのメール通知に失敗しました。

  • 要因1

    管理者にメールアドレスが設定されていません。または、メールアドレスに誤りがあります。

  • 要因2

    メールサーバの設定に誤りがあります。または、メールサーバが稼働していません。

  • 要因3

    メールサーバの接続に必要な認証の設定に誤りがあります。

要因ごとに次に示す対策を実施してください。

  • 要因1

    設定画面の[ユーザー管理]−[ユーザーアカウントの管理]画面で、管理者にメールアドレスを設定してください。または、正しいメールアドレスに変更してください。

  • 要因2

    設定画面の[他システムとの接続]−[メールサーバの設定]画面で、メールサーバの設定を修正してください。または、メールサーバの管理者へ連絡してください。

  • 要因3

    設定画面の[他システムとの接続]−[メールサーバの設定]画面で、メールサーバで使用する認証の設定を修正してください。

1057

エラー

ディスクの空き容量が少なくなっています。ディスクの空き容量を増やすか、十分な空き容量のあるディスクに変更してください。

ディスクの空き容量が、環境情報の各ディスクの警告しきい値より少なくなりました。

ディスクの空き容量を増やすか、十分な空き容量のあるディスクに変更してください。

1058

エラー

ディスクの空き容量が非常に少なくなっています。ディスクの空き容量が不足すると、管理用サーバでデータベース障害が発生するおそれがあります。ディスクの空き容量を増やすか、十分な空き容量のあるディスクに変更してください。

ディスクの空き容量が、環境情報の各ディスクのエラーしきい値より少なくなりました。

ディスクの空き容量を増やすか、十分な空き容量のあるディスクに変更してください。

1059

設定

ライセンスの有効期限が近づいています。

ライセンスの有効期限が近づいていることを検知しました。

製品版のライセンスを購入してください。

1064

エラー

アカウント(アカウント名)のセキュリティ対策の実施に失敗しました。

セキュリティ対策が失敗しました。

getlogsコマンドでトラブルシュート用情報を取得し、エラー要因を取り除いたあと、セキュリティ対策を実施してください。また、メッセージ通知などにより、利用者にセキュリティ対策を依頼してください。

1065

エラー

該当する機器にすでに適用されているグループポリシーと異なるため、アカウント(アカウント名)のセキュリティ対策を実施できませんでした。ポリシーおよびセキュリティ対策内容を確認してください。

セキュリティ対策を実施しようとしましたが、すでに適用されているグループポリシーと異なっていました。

適用済みのセキュリティポリシーおよびセキュリティ対策の内容を確認してください。

1071

エラー

セキュリティ対策の実施に失敗しました。管理者がトラブルシュート情報収集コマンドでトラブルシュート情報を採取しエラー要因を取り除いたあと、セキュリティ対策を実施してください。

セキュリティ対策が失敗しました。

getlogsコマンドでトラブルシュート用情報を取得し、エラー要因を取り除いたあと、セキュリティ対策を実施してください。また、メッセージ通知などにより、利用者にセキュリティ対策を依頼してください。

1072

エラー

該当する機器にすでに適用されているグループポリシーと異なるため、セキュリティ対策を実施できませんでした。セキュリティポリシーおよびセキュリティ対策内容を確認してください。

セキュリティ対策を実施しようとしましたが、すでに適用されているグループポリシーと異なっていました。

適用済みのセキュリティポリシーおよびセキュリティ対策の内容を確認してください。

1076

セキュリティ

操作ログを破棄しました。

  • 要因1

    エージェントの日付と時刻の設定に誤りがあります。

  • 要因2

    エージェントが管理用サーバに長期間接続できませんでした。

要因ごとに次に示す対策を実施してください。

  • 要因1

    エージェントの日付と時刻の設定を確認してください。

  • 要因2

    エージェントが管理用サーバに定期的に接続できるか確認してください。

1085

設定

ネットワークモニタの有効化に失敗しました。

ネットワークモニタの有効化に失敗しました。

インストーラートレースログファイルに出力されているエラーメッセージを確認し、そのエラーメッセージに従って対処してください。

インストーラートレースログファイルは発生元の「%WINDIR%\Temp\JDNINMA\JDNINS01.log」に出力されます。

1086

設定

ネットワークモニタの無効化に失敗しました。

ネットワークモニタの無効化に失敗しました。

インストーラートレースログファイルに出力されているエラーメッセージを確認し、そのエラーメッセージに従って対処してください。

インストーラートレースログファイルは発生元の「%WINDIR%\Temp\JDNINMA\JDNINS01.log」に出力されます。

1088

エラー

認証に失敗したため、AMTによる電源制御ができませんでした。

設定されたAMTのadminパスワードでAMTにアクセスした際に、認証エラーとなりました。

AMTの設定の画面の設定内容を見直すか、以下のURLにアクセスしてAMTの認証情報を変更してください。

http://ホスト名:16992

1089

エラー

認証に失敗したため、AMTの設定ができませんでした。

設定されたAMTのadminパスワードでAMTにアクセスした際に、認証エラーとなりました。

[AMTの設定]画面の[adminパスワード]の設定内容を見直すか、以下のURLにアクセスしてAMTの認証情報を変更してください。

http://ホスト名:16992

1090

エラー

操作ログのデータフォルダのディスク空き容量が少なくなっています。ディスク空き容量を増やすか、十分な空き容量のあるディスクに変更してください。

サイトサーバの操作ログ格納用のディスク空き容量が少なくなっています。

ディスク空き容量を増やすか、十分な空き容量のあるディスクに変更してください。

1091

エラー

操作ログのデータフォルダのディスク空き容量が非常に少なくなっているため、操作ログを取得するサービスを停止しました。ディスク空き容量を増やすか、十分な空き容量のあるディスクに変更してください。

サイトサーバの操作ログ格納用のディスク空き容量が非常に少なくなっています。

ディスク空き容量を増やすか、十分な空き容量のあるディスクに変更してください。

1094

エラー

データフォルダのディスク空き容量が少なくなっています。ディスク空き容量を増やすか、十分な空き容量のあるディスクに変更してください。

サイトサーバのデータフォルダの空き容量が少なくなっています。

ディスク空き容量を増やすか、十分な空き容量のあるディスクに変更してください。

1095

エラー

データフォルダのディスク空き容量が非常に少なくなっているため、パッケージをサイトサーバにダウンロードできません。ディスク空き容量を増やすか、十分な空き容量のあるディスクに変更してください。

サイトサーバのデータフォルダの空き容量が非常に少なくなっています。

ディスク空き容量を増やすか、十分な空き容量のあるディスクに変更してください。

1100

エラー

サイトサーバプログラムのインストールに失敗しました。

サイトサーバプログラムのインストールに失敗しました。

インストーラートレースログファイルに出力されているエラーメッセージを確認し、そのエラーメッセージに従って対処してください。

インストーラートレースログファイルは発生元の「%WINDIR%\Temp\JDNINST\JDNINS01.log」に出力されます。

それでも解決できない場合は、トラブルシュート用情報の取得コマンドでトラブルシュート用情報を取得したあと、サポートサービスへ連絡してください。

1101

エラー

サイトサーバプログラムのアンインストールに失敗しました。

サイトサーバプログラムのアンインストールに失敗しました。

インストーラートレースログファイルに出力されているエラーメッセージを確認し、そのエラーメッセージに従って対処してください。

インストーラートレースログファイルは発生元の「%WINDIR%\Temp\JDNINST\JDNINS01.log」に出力されます。

それでも解決できない場合は、トラブルシュート用情報の取得コマンドでトラブルシュート用情報を取得したあと、サポートサービスへ連絡してください。

1103

エラー

サイトサーバで、データベースへのアクセスエラーが発生しています。

データベースのサービス(JP1_ITDM2_DB Service)が開始されていないことが考えられます。

サイトサーバ上でデータベースのサービス(JP1_ITDM2_DB Service)を開始してください。

1105

設定

ネットワークモニタの有効化に失敗しました。

  • 要因1

    併存できない製品がインストールされています。

  • 要因2

    インストーラの実行中です。

  • 要因3

    ネットワークモニタエージェントのインストール先フォルダ配下の、フォルダまたはファイルが使用中です。

要因ごとに次に示す対策を実施してください。

  • 要因1

    併存できない製品をアンインストールしたあとで、インストールを再実行してください。

  • 要因2

    しばらく時間をおいてから[操作メニュー]の[ネットワークモニタを有効にする]を選択して有効化を再実行してください。それでも解決できない場合は、トラブルシュート用情報の取得コマンドでトラブルシュート用情報を取得したあと、サポートサービスへ連絡してください。

  • 要因3

    インストール先フォルダ配下のフォルダまたはファイルを閉じたあとで、[操作メニュー]の[ネットワークモニタを有効にする]を選択して有効化を再実行してください。

1106

エラー

サイトサーバプログラムのインストールに失敗しました。

  • 要因1

    併存できない製品がインストールされています。

  • 要因2

    インストーラの実行中です。

  • 要因3

    サイトサーバプログラムのインストール先フォルダ配下の、フォルダまたはファイルが使用中です。

  • 要因4

    インストール先フォルダの空き容量が不足しています。

  • 要因5

    データベースフォルダの空き容量が不足しています。

  • 要因6

    サポート対象外のOSです。

要因ごとに次に示す対策を実施してください。

  • 要因1

    併存できない製品をアンインストールしたあとで、インストールを再実行してください。

  • 要因2

    しばらく時間をおいてから[操作メニュー]の[サイトサーバプログラムをインストールする]を選択してインストールを再実行してください。それでも解決できない場合は、トラブルシュート用情報の取得コマンドでトラブルシュート用情報を取得したあと、サポートサービスへ連絡してください。

  • 要因3

    サイトサーバのインストール先フォルダ配下の、フォルダまたはファイルが使用中です。次に示すタイミングで、[操作メニュー]の[サイトサーバプログラムをインストールする]を選択してインストールを再実行してください。

    • インストール先フォルダ配下のフォルダまたはファイルを閉じたあと

    • サイトサーバで実行中のコマンド、プログラム、またはセットアップが終了したあと

  • 要因4

    インストール先フォルダの空き容量を増やしたあとで、[操作メニュー]の[サイトサーバプログラムをインストールする]を選択してインストールを再実行してください。

  • 要因5

    データベースフォルダの空き容量を増やしたあとで、[操作メニュー]の[サイトサーバプログラムをインストールする]を選択してインストールを再実行してください。

  • 要因6

    サポートされているOSでインストールを実行してください。

1111

エラー

スマートデバイスのロックに失敗しました。

  • 要因1

    MDMサーバ、およびプロキシサーバとの接続に失敗しました。

  • 要因2

    MDMサーバとの認証に失敗しました。

  • 要因3

    プロキシサーバとの認証に失敗しました。

  • 要因4

    MDMシステムの管理下に、管理対象のスマートデバイスが存在しません。

  • 要因5

    MDM連携でエラーが発生しました。

  • 要因6

    MDM サーバの設定情報の取得中にエラーが発生しました。

要因ごとに次に示す対策を実施してください。

  • 要因1

    MDM連携の設定に指定したMDMサーバおよびプロキシサーバのホスト名、IPアドレス、ポート番号を確認してください。また、MDMサーバの稼働状況を確認してください。

  • 要因2

    MDM連携の設定に指定したMDMサーバのユーザーID、パスワードを確認してください。

  • 要因3

    MDM連携の設定に指定したプロキシサーバのユーザーID、パスワード、IPアドレス、ポート番号を確認してください。

  • 要因4

    MDMサーバにスマートデバイスを登録して、情報を取得してください。

  • 要因5

    トラブルシュート用情報の取得コマンドでトラブルシュート用情報を取得したあと、サポートサービスへ連絡してください。

  • 要因6

    設定画面の[MDM 連携の設定]画面で、MDM連携の設定情報が削除されていないか確認してください。

1113

エラー

スマートデバイスのパスコードのリセットに失敗しました。

  • 要因1

    MDMサーバ、およびプロキシサーバとの接続に失敗しました。

  • 要因2

    MDMサーバとの認証に失敗しました。

  • 要因3

    プロキシサーバとの認証に失敗しました。

  • 要因4

    MDMシステムの管理下に、管理対象のスマートデバイスが存在しません。

  • 要因5

    MDM連携でエラーが発生しました。

  • 要因6

    MDM サーバの設定情報の取得中にエラーが発生しました。

要因ごとに次に示す対策を実施してください。

  • 要因1

    MDM連携の設定に指定したMDMサーバおよびプロキシサーバのホスト名、IPアドレス、ポート番号を確認してください。また、MDMサーバの稼働状況を確認してください。

  • 要因2

    MDM連携の設定に指定したMDMサーバのユーザーID、パスワードを確認してください。

  • 要因3

    MDM連携の設定に指定したプロキシサーバのユーザーID、パスワード、IPアドレス、ポート番号を確認してください。

  • 要因4

    MDMサーバにスマートデバイスを登録して、情報を取得してください。

  • 要因5

    トラブルシュート用情報を取得し、サポートサービスへ連絡してください。

  • 要因6

    設定画面の[MDM 連携の設定]画面で、MDM連携の設定情報が削除されていないか確認してください。

1115

エラー

スマートデバイスの初期化に失敗しました。

  • 要因1

    MDMサーバ、およびプロキシサーバとの接続に失敗しました。

  • 要因2

    MDMサーバとの認証に失敗しました。

  • 要因3

    プロキシサーバとの認証に失敗しました。

  • 要因4

    MDMシステムの管理下に、管理対象のスマートデバイスが存在しません。

  • 要因5

    MDM連携でエラーが発生しました。

  • 要因6

    MDM サーバの設定情報の取得中にエラーが発生しました。

要因ごとに次に示す対策を実施してください。

  • 要因1

    MDM連携の設定に指定したMDMサーバのホスト名とポート番号、およびプロキシサーバのホスト名とポート番号を確認してください。また、MDMサーバの稼働状況を確認してください。

  • 要因2

    MDM連携の設定に指定したMDMサーバのユーザーID、パスワードを確認してください。

  • 要因3

    MDM連携の設定に指定したプロキシサーバのユーザーID、パスワード、IPアドレス、ポート番号を確認してください。

  • 要因4

    MDMサーバにスマートデバイスを登録して、情報を取得してください。

  • 要因5

    トラブルシュート用情報の取得コマンドでトラブルシュート用情報を取得したあと、サポートサービスへ連絡してください。

  • 要因6

    設定画面の[MDM 連携の設定]画面で、MDM連携の設定情報が削除されていないか確認してください。

1116

エラー

スマートデバイスの削除に失敗しました。

データベースへのアクセスエラーが発生した可能性があります。

設定画面の[管理対象機器]画面から削除する機器を選択して、削除を実行してください。

1118

エラー

MDM システム(製品名)との機器情報の同期に失敗しました。

  • 要因1

    MDMサーバ、およびプロキシサーバとの接続に失敗しました。

  • 要因2

    MDMサーバとの認証に失敗しました。

  • 要因3

    プロキシサーバとの認証に失敗しました。

  • 要因4

    MDM連携でエラーが発生しました。

  • 要因5

    MDM サーバの設定情報の取得中にエラーが発生しました。

要因ごとに次に示す対策を実施してください。

  • 要因1

    MDM連携の設定に指定したMDMサーバおよびプロキシサーバのホスト名、IPアドレス、ポート番号を確認してください。また、MDMサーバの稼働状況を確認してください。

  • 要因2

    MDM連携の設定に指定したMDMサーバのユーザーID、パスワードを確認してください。

  • 要因3

    MDM連携の設定に指定したプロキシサーバのユーザーID、パスワード、IPアドレス、ポート番号を確認してください。

  • 要因4

    トラブルシュート用情報の取得コマンドでトラブルシュート用情報を取得したあと、サポートサービスへ連絡してください。

  • 要因5

    設定画面の[MDM 連携の設定]画面で、MDM連携の設定情報が削除されていないか確認してください。

1132

エラー

変更履歴の取得中に致命的なエラーが発生しました。

内部エラーが発生しました。

トラブルシュート用情報を取得し、サポートサービスへ連絡します。

1133

エラー

保存用の変更履歴のファイル出力に失敗しました。

  • 要因1

    内部エラーが発生しました。

  • 要因2

    変更履歴の保管先が存在しない、または接続できません。

  • 要因3

    変更履歴の保管先に接続するためのユーザー名、またはパスワードが間違っています。

  • 要因4

    変更履歴の保管先のディスク容量が不足している可能性があります。

要因ごとに次に示す対策を実施してください。

  • 要因1

    トラブルシュート用情報の取得コマンドでトラブルシュート用情報を取得したあと、サポートサービスへ連絡してください。

  • 要因2

    変更履歴の保管先が存在し、接続できるか確認してください。

  • 要因3

    セットアップで指定したユーザー名、パスワードを確認してください。

  • 要因4

    セットアップで指定した変更履歴の保管先の空き容量を増やすか、変更履歴の保管先を十分な空き容量のあるディスクに変更してください。

1138

エラー

操作ログを定期的にエクスポートする処理で、エラーが発生しました。

  • 要因1

    内部エラーが発生しました。

  • 要因2

    ローカルデータフォルダのディスク容量が不足しているおそれがあります。

  • 要因3

    操作ログの保管先フォルダが存在しない、または接続できません。

  • 要因4

    操作ログの保管先フォルダに接続するためのユーザー名、またはパスワードが間違っています。

  • 要因5

    操作ログの保管先フォルダのディスク容量が不足しています。

要因ごとに次に示す対策を実施してください。

  • 要因1

    getlogsコマンドでトラブルシュート用情報を取得したあと、サポートサービスへ連絡してください。

  • 要因2

    セットアップで指定したローカルデータフォルダの空き容量を増やすか、ローカルデータフォルダを十分な空き容量のあるディスクに変更してください。

  • 要因3

    セットアップで指定した操作ログの保管先フォルダが存在し、接続できるか確認してください。

  • 要因4

    セットアップで指定したユーザー名とパスワードを確認してください。

  • 要因5

    セットアップで指定した操作ログの保管先フォルダの空き容量を増やすか、操作ログの保管先フォルダを十分な空き容量のあるディスクに変更してください。

1139

エラー

操作ログの自動取り込み処理で、エラーが発生しました。

  • 要因1

    内部エラーが発生しました。

  • 要因2

    ローカルデータフォルダのディスク容量が不足しているおそれがあります。

  • 要因3

    操作ログの保管先フォルダが存在しない、または接続できません。

  • 要因4

    操作ログの保管先フォルダに接続するためのユーザー名、またはパスワードが間違っています。

  • 要因5

    操作ログの保管先フォルダのディスク容量が不足しています。

要因ごとに次に示す対策を実施してください。

  • 要因1

    getlogsコマンドでトラブルシュート用情報を取得したあと、サポートサービスへ連絡してください。

  • 要因2

    セットアップで指定したローカルデータフォルダの空き容量を増やすか、ローカルデータフォルダを十分な空き容量のあるディスクに変更してください。

  • 要因3

    セットアップで指定した操作ログの保管先フォルダが存在し、接続できるか確認してください。

  • 要因4

    セットアップで指定したユーザー名とパスワードを確認してください。

  • 要因5

    セットアップで指定した操作ログの保管先フォルダの空き容量を増やすか、操作ログの保管先フォルダを十分な空き容量のあるディスクに変更してください。

1140

エラー

操作ログの日付情報の更新で、エラーが発生しました。

  • 要因1

    内部エラーが発生しました。

  • 要因2

    ローカルデータフォルダのディスク容量が不足しているおそれがあります。

  • 要因3

    操作ログの保管先フォルダが存在しない、または接続できません。

  • 要因4

    操作ログの保管先フォルダに接続するためのユーザー名、またはパスワードが間違っています。

  • 要因5

    操作ログの保管先フォルダのディスク容量が不足しています。

要因ごとに次に示す対策を実施してください。

  • 要因1

    getlogsコマンドでトラブルシュート用情報を取得したあと、サポートサービスへ連絡してください。

  • 要因2

    セットアップで指定したローカルデータフォルダの空き容量を増やすか、ローカルデータフォルダを十分な空き容量のあるディスクに変更してください。

  • 要因3

    セットアップで指定した操作ログの保管先フォルダが存在し、接続できるか確認してください。

  • 要因4

    セットアップで指定したユーザー名とパスワードを確認してください。

  • 要因5

    セットアップで指定した操作ログの保管先フォルダの空き容量を増やすか、操作ログの保管先フォルダを十分な空き容量のあるディスクに変更してください。

1144

資産

USBデバイスの登録に失敗しました。

シリアルナンバーが、登録済みのUSBデバイスのシリアルナンバーと重複しています。

シリアルナンバーが一意になるように、シリアルナンバーの値をデバイスインスタンスIDに変更してから再登録してください。シリアルナンバーの値をデバイスインスタンスIDに変更するには、[USBデバイスの登録]ダイアログから表示される[詳細設定]ダイアログで、[デバイスインスタンスIDの登録条件]にデバイスインスタンスIDを入力してください。

エラー発生時に出力されるログファイルを次の表に示します。

ログの種類

出力先

ファイル名

説明

公開メッセージログファイル

JP1/IT Desktop Management 2のインストール先フォルダ\mgr\log

JDNMAINn.log

n=1〜9)

JP1/IT Desktop Management 2の動作状況を確認できる情報が出力されます。

JP1/IT Desktop Management 2のインストール先フォルダ\mgr\log

JDNSTRCn.log

n=1〜9)

JP1/IT Desktop Management 2の構成の変更結果を確認できる情報が出力されます。

イベントログ

OSのイベントログ

JP1/IT Desktop Management 2の起動と停止、および致命的エラーが出力されます。致命的エラーには、公開メッセージログファイルに出力されない情報が含まれます。イベントログは、OSのイベントビューアで確認してください。

(凡例)−:該当なし

注※ 世代管理されています。ログのファイルサイズの上限を超えた場合、番号を1つ繰り上げたファイルが作成されます。番号は1から開始されます。番号が9になった場合は1に戻ります。

必要に応じて、getlogsコマンドでトラブルシュート用情報を取得してください。getlogsコマンドについては、「17.30 getlogs(トラブルシュート用情報の取得)」を参照してください。

関連リンク