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JP1 Version 12 JP1/IT Desktop Management 2 運用ガイド


6.11 最新の機器情報を取得する手順

オンライン管理用のエージェントを導入済みのコンピュータから、任意のタイミングで最新の機器情報を取得できます。

利用者によって入力された利用者情報を収集している場合で、エージェント設定の[利用者への通知設定]で利用者情報の入力画面を表示するように設定したときは、機器情報を取得するタイミングで[利用者情報の入力]画面が利用者のコンピュータに表示されます。

最新の機器情報を取得するには:

  1. 機器画面を表示します。

  2. メニューエリアの[機器情報]で任意のグループを選択します。

  3. インフォメーションエリアで情報を取得する機器を選択します。

    機器は複数選択できます。

  4. [操作メニュー]の[最新の情報を取得する]を選択します。

    なお、UNIXエージェント、Macエージェントに対しては、「コンピュータ(UNIX)のシステム情報の取得」ジョブ、「コンピュータ(UNIX)のソフトウェア情報の取得」ジョブが実行され、リモートインストールマネージャの[ジョブ実行状況]ウィンドウの[機器情報の収集]フォルダでジョブの実行状況を確認できます。これらのジョブは14日を経過すると自動的に削除されます。 また、Macエージェントからはデフォルトで24時間ごとに(1日に1度)、システム情報とソフトウェア情報が管理用サーバに通知されます。

  5. エージェントが導入されている機器を、情報の取得と同時に電源をONにしたい場合、[選択したコンピュータが稼働していない場合に起動する]をチェックします。

  6. [OK]ボタンをクリックします。

最新の機器情報が取得されます。利用者の情報は、最後に入力されたものが収集されます。

[選択したコンピュータが稼働していない場合に起動する]をチェックすると、電源がOFFのときでも自動的に電源をONにしてから機器情報を取得します。機器情報を取得したあとは、自動的に電源がOFFになります。すでに電源がONのときは、電源はOFFにはなりません。

重要

Wake on LANの機能については、マニュアル「JP1/IT Desktop Management 2 配布機能 運用ガイド」の、Wake on LANを利用する場合の設定に関する注意事項の説明を参照してください。

次の場合は、機器情報の収集後に自動的に電源がOFFになることがあります。

  • 自動的に電源がONになる直前に、コンピュータの利用者が手動で電源をONにした場合

  • ネットワークの状態によって、コンピュータの電源のON/OFFを正確に判定できなかった場合

また、マネージャから対象のコンピュータへの通信に失敗した場合は、機器情報の収集後に自動的にOFFにならないことがあります。この場合は、[操作メニュー]の[電源OFFにする]を選択することで、対象のコンピュータの電源をOFFにしてください。

なお、UNIXエージェント、Macエージェントの場合は電源の制御(ON/OFF)ができません。

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