6.10 機器情報を編集する手順
機器管理するためには、機器のさまざまな情報を把握しておく必要があります。しかし、機器の環境によっては機器情報を収集できないこともあります。このような機器に対して、機器情報を手動で編集できます。未取得の情報を編集するだけでなく、すでに収集されている情報を編集することもできます。
例えば、OSの情報が収集されていない場合や、未サポートのOSのコンピュータからOSの情報が収集された場合は、OSのグループには登録されないで「不明」という扱いになり、グループ構成が実際のコンピュータの分類と異なってしまいます。このような場合に、手動でOSの情報を編集することで、コンピュータを正しく管理できるようにします。
機器情報を編集するには:
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機器画面を表示します。
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メニューエリアの[機器情報]で任意のグループを選択します。
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インフォメーションエリアで情報を編集する機器を選択します。
機器は複数選択できます。
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[操作メニュー]の[機器情報を編集する]を選択します。
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表示されるダイアログで機器情報を編集します。
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[OK]ボタンをクリックします。
機器情報が更新されます。
- 重要
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手動で編集した機器情報よりも、収集された機器情報が優先されます。このため、機器情報を編集したあとで情報が収集されると、収集された情報で更新されます。ただし、[機器種別]だけは手動で設定した情報が優先されます。
- 重要
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ハードウェア資産情報に関連づけている機器情報の[ホスト名]を変更しても、ハードウェア資産情報の[機器名称]は自動で変更されません。ハードウェア資産情報の[機器名称]と機器情報の[ホスト名]を統一している場合に、機器情報の[ホスト名]を変更したときは、ハードウェア資産情報の[機器名称]を手動で変更してください。
- 重要
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編集した機器情報の値は、上位の管理用サーバだけに反映されます。配下の管理用中継サーバにも反映したい場合は、配下の管理用中継サーバで値を編集する必要があります。
- 重要
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機器情報の編集で不正な値を設定した場合、機器の操作ができない場合があります。例えば、IPアドレスを削除した場合、リモートコントロールの起動やネットワークモニタの制御ができません。この場合、最新の情報を取得するなどにより、機器の情報を修正することで解消できます。