6.9 機器を削除する手順
エージェントをアンインストールしないで機器を撤去した場合や、エージェントのアンインストール時に管理用サーバと通信できなかった場合、機器情報が管理用サーバに残ったままになっていることがあります。このような状況を発見したとき、機器の状況を正しく把握するために、不要な機器情報を削除する必要があります。
- ヒント
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複数サーバ構成の場合、機器情報を削除すると、上位の管理用サーバからも機器情報が削除されます。
しかし、何らかの理由で上位の管理用サーバでの削除に失敗した場合は、整合性を取るために、上位の管理用サーバから手動で機器を削除する必要があります。この場合の削除手順については、「6.20 配下の管理用中継サーバが管理元である機器を自サーバから削除する手順」を参照してください。
- ヒント
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機器のメンテナンスを使用すると、重複機器や不稼働機器を自動的に検出して削除したり、削除される機器に対応づけた機器のハードウェア資産情報を滅却状態にしたりすることができます。詳細は、「6.38 機器のメンテナンスを設定して検出結果を確認する手順」や「11.1.16 削除した機器に関連するハードウェア資産の資産状態を自動的に変更する手順」を参照してください
- ヒント
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機器の削除時には、機器情報の削除に連動してシステム構成情報も削除されます。機器削除と連動してシステム構成情報から削除される機器は、自サーバで管理するエージェント管理機器が対象となります。中継システムは自動削除されません。
詳細については、マニュアル「JP1/IT Desktop Management 2 導入・設計ガイド」の「機器のメンテナンスとシステム構成情報のメンテナンスの関係」を参照してください。
機器を削除するには:
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設定画面を表示します。
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メニューエリアで[機器の探索]−[発見した機器]、[管理対象機器]または[除外対象機器]を選択します。
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削除する機器を選択します。
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[操作メニュー]から[削除する]を選択します。
機器が削除されます。機器を削除すると、データベースから機器情報が削除されます。
削除された機器は、探索で再度発見できます。この場合、新規機器として扱われ、以前の設定は引き継がれません。
- 重要
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ネットワークモニタが有効になっているコンピュータは削除できません。