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JP1 Version 12 JP1/IT Desktop Management 2 構築ガイド


9.2.2 エージェントインストール時のトラブルシューティング

コンピュータにエージェントをインストールできない場合、次に示す内容を確認してください。

また、必要に応じてエージェントのトラブルシュート用情報を採取してください。

エージェントのトラブルシュート用情報を採取するには:

トラブルシュート用情報の採取は、トラブルが発生したコンピュータで実行してください。なお、Administrator権限を持つユーザーで実行してください。

1.getlogs.vbsをダブルクリックする

getlogs.vbsの格納場所を次に示します。

JP1/IT Desktop Management 2 - Agentのインストール先フォルダ\bin

トラブルシュート用情報の取得を確認するダイアログが表示されます。

[図データ]

2.[はい]ボタンをクリックする

トラブルシュート用情報の採取が開始されます。トラブルシュート用情報の採取が終了すると、トラブルシュート用情報の採取が終了したことを示すダイアログが表示されます。

[図データ]

採取したトラブルシュート用情報は、次に示す場所に格納されます。

JP1/IT Desktop Management 2 - Agentのインストールフォルダ\troubleshoot\YYYY-MM-DD_hh-mm-ss

注※ YYYY:年、MM:月、DD:日、hh:時、mm:分、ss:秒

3.[OK]ボタンをクリックする

トラブルシュート用情報の採取が終了したことを示すダイアログが閉じます。

上記の方法で採取できるトラブルシュート用情報を次の表に示します。

トラブルシュート用情報

採取内容

エージェントのログ

JP1/IT Desktop Management 2 - Agentのインストール先フォルダ\log

システム情報

  • システム情報

    msinfo32/nfoの結果

  • 環境変数

    SETコマンドの結果

  • レジストリ情報

    • HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Hitachi以下のレジストリ

    • HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Windows\RemovableStorageDevices以下のレジストリ

  • デバイス情報

    デバイスのプロパティ、状態

  • ファイル情報

    JP1/IT Desktop Management 2 - Agentのインストール先フォルダ以下のサブフォルダおよびファイルの一覧

  • イベントログ

    アプリケーション、システム、セキュリティ