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JP1 Version 12 JP1/IT Desktop Management 2 構築ガイド


7.14 エージェントが接続する中継システムを切り替える手順

切り替え元の中継システムに接続している、すべてのエージェントの接続先を切り替えるには:

  1. 設定画面を表示します。

  2. メニューエリアで[エージェント]−[Windows エージェント設定とインストールセットの作成]を選択します。

  3. インフォメーションエリアで、切り替えたいエージェント設定の[編集]ボタンをクリックします。

  4. [エージェント設定の編集]ダイアログで[基本設定]−[リモートインストールマネージャを使用した配布用の上位システム]−[ホスト名またはIPアドレス]を切り替え先の中継システムのホスト名またはIPアドレスに変更します。

    [ホスト名またはIPアドレス]に指定する値は、セットアップの[アドレス解決の設定]で選択した項目によって異なります。

    [アドレス解決の設定]で「ホスト名」を選択したとき

    • ホスト名で指定してください。

    • DNSサーバを使用している環境では、完全修飾ドメイン名(ホスト名のあとにピリオドとドメイン名を表記した名前)で指定してください。

    • 中継システムにネットワークアダプタが複数あり、かつ同じセグメントに接続している場合、中継システムが動作するOSで設定されているバインド順で、優先順位が最も高いホスト名を指定してください。

    [アドレス解決の設定]で「IPアドレス」を選択したとき

    • IPアドレスで指定してください。

切り替え元の中継システムに接続している、すべてのエージェントの接続先が切り替わります。

重要

エージェント設定の割り当てを解除すると、自動的にデフォルトエージェント設定が割り当たります。また、IDを使用した配布を実施している場合、デフォルトエージェント設定が割り当たることによって、管理用サーバからIDジョブが実行されることがあります。その後、エージェント設定を割り当て直した際に、切り替え先の中継システムからもIDジョブが実行されることがあります。