Hitachi

JP1 Version 12 JP1/IT Desktop Management 2 構築ガイド


3.1 データベースへの接続設定を変更する手順

JP1/IT Desktop Management 2にアクセスするためのパスワードやデータベース接続アドレスを変更できます。

データベースにアクセスするためのパスワードを変更するには:

  1. Windowsの[スタート]メニューから[すべてのプログラム]−[JP1_IT Desktop Management 2 - Manager]−[ツール]−[セットアップ]を選択します。

  2. セットアップ画面で[次へ]ボタンをクリックします。

  3. [セットアップの選択]画面で、[設定変更]を選択して[次へ]ボタンをクリックします。

  4. [データベースの設定](パスワード変更)画面で、[データベースへのアクセス時のパスワードを変更する]をチェックし、現在のパスワードと新しいパスワードを入力して[次へ]ボタンをクリックします。

    [図データ]

  5. [セットアップの確認]画面で設定内容を確認して、[次へ]ボタンをクリックします。

    リモートインストールマネージャ、JP1/IT Desktop Management 2 - Asset Consoleの停止を確認するダイアログが表示されます。確認したあとに、[OK] ボタンをクリックしてください。クラスタシステム構成の場合は、ダイアログに表示されたサービスに関連づけされたクラスタリソースをオフラインにしたあとに、[OK] ボタンをクリックしてください。

  6. [リモートインストールマネージャを使用した配布のセットアップ]画面で、[OK]ボタンをクリックします。

    セットアップが開始され、処理中を示すダイアログが表示されます。セットアップが終了する と、[セットアップを終了します]画面が表示されます。

  7. [セットアップを終了します]画面で、[OK]ボタンをクリックします。

JP1/IT Desktop Management 2のデータベースにアクセスするためのパスワードが変更されます。

データベース接続アドレスを変更するには:

  1. 管理用サーバでstopservice コマンドを実行し、サービスを停止します。

  2. Windowsの[スタート]メニューから[すべてのプログラム]−[JP1_IT Desktop Management 2 - Manager]−[ツール]−[セットアップ]を選択します。

  3. セットアップ画面で[次へ]ボタンをクリックします。

  4. [セットアップの選択]画面で、[設定変更]を選択して[次へ]ボタンをクリックします。

  5. [データベースの設定](パスワード変更)画面でパスワードを変更しないで、[次へ]ボタンをクリックします。

  6. [クラスタ環境]画面で、クラスタ構成で運用しない設定にして、[次へ]ボタンをクリックします。

  7. [データベースの設定](IPアドレス、キャッシュ設定)画面で、データベースにアクセスするための管理用サーバのIPアドレスを変更して[次へ]ボタンをクリックします。

    [図データ]

  8. [セットアップの確認]画面が表示されるまで、[次へ]ボタンをクリックします。

  9. [セットアップの確認]画面で設定内容を確認して、[次へ]ボタンをクリックします。

    リモートインストールマネージャ、JP1/IT Desktop Management 2 - Asset Consoleの停止を確認するダイアログが表示されます。確認したあとに、[OK] ボタンをクリックしてください。

  10. [リモートインストールマネージャを使用した配布のセットアップ]画面で、[OK]ボタンをクリックします。

    セットアップが開始され、処理中を示すダイアログが表示されます。セットアップが終了すると、[セットアップを終了します]画面が表示されます。

  11. [セットアップを終了します]画面で、[OK]ボタンをクリックします。

    停止したサービスはセットアップ終了後、自動的に開始されます。

JP1/IT Desktop Management 2のデータベース接続アドレスが変更されます。

データベースへのアクセス時のキャッシュ容量を変更するには:

データベースへのアクセス時のキャッシュ容量は、初期セットアップ時に設定した値をセットアップ画面から変更できません。下記の手順で変更してください。

  1. データベースのバックアップを取得します。

    データベースのバックアップは、データベースマネージャを利用してください。バックアップ先フォルダのドライブは、目安として20 ギガバイト以上の空き容量を確保してください。

  2. JP1/IT Desktop Management 2 - Managerをアンインストールします。

    JP1/IT Desktop Management 2 - Managerをアンインストールする手順は、「6.2 JP1/IT Desktop Management 2 - Managerをアンインストールする手順」を参照してください。

  3. JP1/IT Desktop Management 2 - Managerをインストールします。

    JP1/IT Desktop Management 2 - Managerをインストールする手順は、「1.2.2 JP1/IT Desktop Management 2 - Managerをインストールする手順(単数サーバ構成の管理用サーバまたは複数サーバ構成の統括管理用サーバの場合)」を参照してください。

  4. セットアップでキャッシュ容量を設定します。

    キャッシュ容量の設定については、「1.2.4 単数サーバ構成の管理用サーバまたは複数サーバ構成の統括管理用サーバをセットアップする手順」を参照してください。

  5. 手順1.でバックアップしたデータベースをリストアします。

    リプレース先のコンピュータで、Windows の[スタート]メニュー−[すべてのプログラム]−[JP1_IT Desktop Management 2 - Manager]−[ツール]−[データベースマネージャ]からJP1/IT Desktop Management 2 - Managerのデータベースマネージャを起動して、データベースのリストアを実行してください。