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JP1 Version 12 JP1/IT Desktop Management 2 構築ガイド


3.2 使用するフォルダを変更する手順

管理用サーバで使用するフォルダを変更できます。データベースに使用するディスク容量が不足した場合は、十分な空き容量があるディスクにデータベースのフォルダを変更してください。

重要

コンピュータがWindows Server 2019、Windows Server 2016、Windows Server 2012 R2またはWindows Server 2012の場合、フォルダの設定時に次のフォルダは指定しないでください。

  • システムドライブ:¥program files¥WindowsApps配下のフォルダ

  • 仮想プロビジョニングによって作成した記憶域のフォルダ

使用するフォルダを変更するには:

  1. Administrator権限を持つユーザーでOSにログオンします。

  2. Windowsの[スタート]メニューから[すべてのプログラム]−[JP1_IT Desktop Management 2 - Manager]−[ツール]−[セットアップ]を選択します。

  3. セットアップ画面で[次へ]ボタンをクリックします。

  4. [セットアップの選択]画面で、[設定変更]を選択して[次へ]ボタンをクリックします。

  5. [フォルダの設定]画面が表示されるまで、[次へ]ボタンをクリックします。

  6. 必要に応じてフォルダを変更します。

  7. [セットアップの確認]画面が表示されるまで、[次へ]ボタンをクリックします。

  8. [セットアップの確認]画面で設定内容を確認して、[次へ]ボタンをクリックします。

データベースフォルダについては、変更前のフォルダからデータベースが削除され、変更後のフォルダにデータベースが作成されます。データベース内の操作ログ以外のデータは、変更前の状態で引き継がれますが、変更前の操作ログデータは削除されます。必要に応じて操作ログの手動取り込みを実施してください。

データフォルダのデータは、変更後のフォルダに移動されます。

操作ログの保管先フォルダは、変更前のフォルダとそのフォルダに格納されているデータがそのまま残ります。変更後のフォルダには、フォルダの変更後に取得される操作ログのデータが格納されます。1つのフォルダに操作ログのデータをまとめておきたいときは、変更前のフォルダに格納されているデータを、変更後のフォルダに移動してください。

操作ログのデータベースフォルダを変更すると、変更前のデータは削除されます。必要に応じて操作ログの手動取り込みを実施してください。