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JP1 Version 12 JP1/IT Desktop Management 2 構築ガイド


1.7 エージェントを自動でインストールする

管理用サーバから各コンピュータに対して、エージェントを自動で配信できます。エージェントを配信するには、次の2つの方法があります。

探索と同時にエージェントを自動配信する

探索で発見したOSがWindowsのコンピュータに対して、エージェントを自動的に配信できます。発見したコンピュータに順次エージェントが配信されるので、組織内のすべてのコンピュータにエージェントを自動配信したい場合は、この方法を選択してください。

エージェント未導入のコンピュータに個別配信する

管理対象のコンピュータ、および発見したコンピュータに対して、エージェントを個別に配信できます。エージェントを配信するコンピュータを選択できるので、組織内にエージェントをインストールしたくないコンピュータがある場合は、この方法を選択してください。

重要

OSがUNIX、Macのコンピュータにエージェントの配信はできません(WindowsとUNIXやMacのコンピュータを複数、同時に選択して配信した場合、UNIXやMacのコンピュータへの配信結果は「配信失敗」になります)。

ヒント

エージェントのOSの表示言語が日本語、英語、中国語以外の場合、そのエージェント自身をリモートインストールした際に、エージェント上でOSから対話型サービスダイアログの検出が表示されることがありますが、インストールは正常に終了するため無視してください。

OSの表示言語は、[コントロールパネル]−[地域と言語]−[キーボードと言語]タブを確認してください。Windows 8、Windows Server 2012以降の場合は、[コントロールパネル]−[言語]を確認してください。

〈この節の構成〉