2.22 利用者のコンピュータ上での操作
コンピュータの利用者の操作が必要な場合で、コンピュータをオンライン管理しているときは、エージェントによってバルーンヒントやダイアログが表示されます。例えば、セキュリティポリシーに違反した利用者に対策を指示したり、ソフトウェアのダウンロードのタイミングを利用者に選択させたりできます。表示されるメッセージに従って適切に対処してください。
- 利用者による利用者情報の入力
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追加管理項目が設定された場合、利用者の情報を入力してもらうために、ダイアログが各コンピュータに表示されます。利用者がダイアログで入力した情報が機器情報に反映されるため、管理者の入力の手間が省けます。利用者情報の入力の詳細については、「2.22.1 利用者による利用者情報の入力」を参照してください。利用者情報の入力画面の表示は、エージェント設定の[利用者への通知設定]で設定できます。エージェントの設定については、マニュアル「JP1/IT Desktop Management 2 運用ガイド」を、エージェントの設定をする方法については、JP1/IT Desktop Management 2 オンラインヘルプを参照してください。
- 利用者のコンピュータ上のバルーンヒントの表示
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利用者に通知する情報がある場合、コンピュータのタスクトレイのアイコンにバルーンヒントが表示されます。利用者は、バルーンヒントを確認してメッセージに従ってコンピュータを操作します。バルーンヒントの詳細については、「2.22.2 利用者のコンピュータ上のバルーンヒントの表示」を参照してください。バルーンヒントの表示は、エージェント設定の[利用者への通知設定]で設定できます。エージェントの設定については、マニュアル「JP1/IT Desktop Management 2 運用ガイド」を、エージェントの設定をする方法については、JP1/IT Desktop Management 2 オンラインヘルプを参照してください。
- 利用者が電源OFFの指示を受けた場合の動作
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管理用サーバからコンピュータのシャットダウンの指示があると、コンピュータにその処理を確認するダイアログが表示されます。利用者はすぐにシャットダウンするか、あとで手動でシャットダウンするかを選択できます。詳細な情報については、「2.22.3 利用者が電源OFFの指示を受けた場合の動作」を参照してください。
- 利用者が再起動の指示を受けた場合の動作
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管理用サーバからコンピュータの再起動の指示があると、コンピュータにその処理を確認するダイアログが表示されます。利用者はすぐに再起動するか、手動で再起動するかを選択できます。詳細な情報については、「2.22.4 利用者が再起動の指示を受けた場合の動作」を参照してください。
- 利用者のコンピュータに配布が実行された場合の動作
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ソフトウェアのダウンロード中に、タスクトレイのアイコンにバルーンヒントが表示されます。利用者は、バルーンヒントをクリックして、ダウンロードを一時停止できます。
また、ダウンロードしたソフトウェアをインストールする場合、インストール前メッセージが設定されていると、利用者に通知されます。利用者はすぐにインストールするか、あとでインストールするか選択できます。
詳細な情報については、「2.22.5 利用者のコンピュータに配布が実行された場合の動作」を参照してください。バルーンヒントの表示はエージェント設定の[利用者への通知設定]で設定できます。エージェントの設定については、マニュアル「JP1/IT Desktop Management 2 運用ガイド」を、エージェントの設定をする方法については、JP1/IT Desktop Management 2 オンラインヘルプを参照してください。
- 利用者のコンピュータでの操作が抑止された場合の動作
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不正なソフトウェアの起動や大量の印刷を行ったり、または禁止されている外部メディアを使用したりすると、機能が抑止されます。情報の持ち出し、持ち込みを制限する場合に使用すると便利です。詳細な情報については、「2.22.6 利用者のコンピュータでの操作が抑止された場合の動作」を参照してください。
- リモートコントロールの接続要求
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コントローラから機器を参照できないNAT環境や、機器のIPアドレスが変化するNAPT環境の場合、コントローラ側からコンピュータにリモート接続することは困難です。このような場合、利用者のコンピュータからコントローラに対して接続要求を実行してもらうことで、リモートコントロールを開始できます。詳細な情報については、「2.7.16 接続先のコンピュータからコントローラへの接続要求」を参照してください。