環境変数定義ファイル(SnmpExtAgt)
形式
SNMP_EXTAGT_OPTIONS="[-e 拡張MIB定義ファイル] [-E プライオリティ] [-aperror] [-apwarn] [-apconfig] [-appacket] [-aptrap] [-apaccess] [-apemanate] [-apverbose] [-apuser] [-retry N] [-fcmdguard N] [-pipeguard N] [-invokeid]" SR_SNMP_TEST_PORT=SNMP受信ポート番号
説明
環境変数定義ファイル(SnmpExtAgt)では,次の環境変数を設定します。
環境変数名 |
説明 |
---|---|
SNMP_EXTAGT_OPTIONS |
extsubagtプロセスの起動オプションを設定する環境変数 |
SR_SNMP_TEST_PORT |
マスターエージェントのSNMP受信ポートを設定する環境変数 |
格納場所
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HP-UX (IPF)およびLinuxの場合:/opt/CM2/ESA/opt/SnmpExtAgt
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Solarisの場合:/etc/rc.config.d/SnmpExtAgt
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AIXの場合:/usr/CM2/ESA/opt/SnmpExtAgt
記述内容
- SNMP_EXTAGT_OPTIONS
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extsubagtプロセスの起動オプションを設定する環境変数を定義します。
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-e 拡張MIB定義ファイル:拡張MIB定義ファイルを指定します。この引数を省略した場合,/etc/SnmpAgent.d/snmpd.extendが使用されます。
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-E プライオリティ:サブエージェントのプライオリティを指定します。
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-aperror:エラーログを出力します。
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-apwarn:エラーおよび警告ログを出力します。
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-apconfig:構成ファイルに関するログを出力します。
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-appacket:パケットの組み立ておよび解析ログを出力します。
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-aptrap:トラップメッセージに関するログを出力します。
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-apaccess:エージェント処理に関するログを出力します。
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-apemanate:マスターエージェントとサブエージェントに関するログを出力します。
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-apverbose:冗長ログを出力します。
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-apuser:ユーザーログを出力します。
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-retry N:マスターエージェントの接続を,N秒単位で実行します。
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-fcmdguard N:file_commandの実行応答の監視時間を,N秒単位(1≦N≦90)で設定します。
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-pipeguard N:SNMPエージェントが,pipe_out_nameにデータを書き込んでから処理結果が書き込まれるまでの監視時間を,N秒単位(1≦N≦90)で設定します。
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-invokeid:pipe_out_nameに書き込む引数の先頭に識別番号を付けます。識別番号の形式は,xxxxxxxx.yyyyyy(xxxxxxxx:通算秒,yyyyyy:マイクロ秒)です。
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- SR_SNMP_TEST_PORT
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マスターエージェントのSNMP受信ポートを設定します。通常は環境変数定義ファイルSnmpMasterで設定するため,このファイルでの設定は不要です。
SNMP受信ポートの変更手順の詳細については,「3.4.1 SNMPエージェントのSNMP受信ポートの変更方法」を参照してください。
定義例
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extsubagtプロセスで使用されるSnmpExtAgtファイルのSNMP_EXTAGT_OPTIONSを編集します。
SNMP_EXTAGT_OPTIONS="-aperror -apwarn -apverbose" export SNMP_EXTAGT_OPTIONS
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extsubagtプロセスの起動オプションを常に有効にするための設定例を次に示します。
システム起動時またはsnmpstartコマンド実行時に,extsubagtプロセスの起動オプション-fcmdguard,-pipeguard,-invokeidが有効になるように設定します。
適用OSがSolarisの場合,環境変数定義ファイル(/etc/rc.config.d/SnmpExtAgt)のSNMP_EXTAGT_OPTION環境変数に,次のオプションを設定します。
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FILE_COMMANDで指定したコマンドの応答監視時間を15秒
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PIPE_IN_NAME,PIPE_OUT_NAMEで指定したパイプの応答監視時間を25秒
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パイプによるデータの送受信データの一致判定に識別番号を使用します。
SNMP_EXTAGT_OPTIONS="-fcmdguard 15 -pipeguard 25 -invokeid" export SNMP_EXTAGT_OPTIONS
これ以降,システムの起動時または/opt/CM2/ESA/bin/snmpstartを実行すると,このオプションが有効となります。
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