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JP1 Version 12 JP1/Performance Management - Agent Option for Microsoft(R) Exchange Server


4.3.1 インストールから運用開始までの流れ

クラスタシステムで,論理ホスト運用するPFM - Agent for Exchange Serverのインストールおよびセットアップの流れを次の図に示します。

図4‒3 クラスタシステムで論理ホスト運用するPFM - Agent for Exchange Serverのインストールおよびセットアップの流れ

[図データ]

注意
  • 論理ホスト環境のPFM - Agentをセットアップしても,物理ホスト環境のPFM - Agentの定義内容は引き継がれません。論理ホスト環境をセットアップした時点で,新規に環境が作成されます。

論理ホスト環境のPFM - Agent for Exchange Serverをセットアップした場合,物理ホスト環境のPFM - Agent for Exchange Serverは動作させないでください。論理ホスト環境を作成後,物理ホスト環境のPFM - Agent for Exchange Serverのサービスの起動方法が「自動」になっている場合には,「手動」に変更してください。

なお,ユーザー入力を必要とするセットアップコマンドは,対話形式で実行するか非対話形式で実行するかを選択できます。

対話形式で実行する場合は,コマンドの指示に従ってユーザーが値を入力する必要があります。

非対話形式で実行する場合は,コマンド実行中に必要となる入力作業を,オプション指定や定義ファイルで代替するため,ユーザー入力が不要になります。また,バッチ処理やリモート実行によってセットアップ作業を自動化できるため,管理者の負担や運用コストを低減できます。非対話形式のコマンドは,次のような場合に便利です。

コマンドの詳細については,マニュアル「JP1/Performance Management リファレンス」を参照してください。