Hitachi

JP1 Version 12 JP1/Performance Management - Agent Option for Microsoft(R) Exchange Server


2.3.1 稼働状況監視の例

ここでは,稼働状況監視の設定例を紹介します。

〈この項の構成〉

(1) ディスク空き容量

必要なディスク空き容量があるかを監視するレコードとフィールド,および異常時の対処方法を次に示します。

表2‒1 ディスク空き容量を監視する設定例

使用レコード

使用フィールド

異常値

PI_LDP

% Free Space

15以下

対処方法

ホスト内のデータについて移動,退避,削除などの対応を行い,空き容量を確保してください。

(2) CPU負荷

CPU負荷を監視するレコードとフィールド,および異常時の対処方法を次に示します。

表2‒2 CPU負荷を監視する設定例

使用レコード

使用フィールド

異常値

PI_SYSP

Processor Queue Length

3以上

対処方法

CPUボトルネックを示しています。プロセッサーを追加するか,システム上の作業負荷を軽減してください。