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JP1 Version 12 JP1/Performance Management - Agent Option for Platform(Windows(R)用)


6.6.3 プロセスの稼働・非稼働情報の収集に使用するレコード

PFM - Agent for Platformでプロセスの稼働・非稼働情報の収集に使用するレコードを次の表に示します。

表6‒3 プロセスの稼働・非稼働情報の収集に使用するレコード(プロセス単位またはサービス単位で収集する場合)

レコード

監視対象

格納される情報

収集方法

Application Process Overview(PD_APS)

プロセス

プロセスについての,ある時点での状態を示すパフォーマンスデータ。

リアルタイム

Application Process Interval(PD_APSI)

プロセス監視の設定を行っているプロセスについての,ある時点での状態を示すパフォーマンスデータ。

  • リアルタイム

  • 履歴

Application Service Overview(PD_ASVC)

サービス

サービス制御マネージャー(SCM)に登録されている,Win32プロセスなどのアプリケーションサービスについての,ある時点での状態を示すパフォーマンスデータ。

リアルタイム

表6‒4 プロセスの稼働・非稼働情報の収集に使用するレコード(アプリケーション単位で収集する場合)

レコード

監視対象

格納される情報

収集方法

Application Summary Extension(PD_APP2)

プロセスおよびサービス

Application Process Overview(PD_APS)レコードおよびApplication Service Overview(PD_ASVC)レコードに格納されるレコードを,アプリケーションを単位に,ある時点での状態で要約したパフォーマンスデータ。

  • リアルタイム

  • 履歴

Application Process Detail(PD_APPD)

Application Process Overview(PD_APS)レコードおよびApplication Service Overview(PD_ASVC)レコードに格納されるレコードを,アプリケーション単位で監視しているプロセスおよびサービスごとに,ある時点での状態で要約したパフォーマンスデータ。

プロセスの稼働・非稼働監視の設定で使用する「プロセス名」,「プログラム名」,「プログラムパス」,および「コマンドライン」の関係について,例を使って説明します。

[図データ]