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JP1 Version 12 JP1/Performance Management - Agent Option for Platform(Windows(R)用)


6.6.2 過去のバージョンとの機能差異

過去のバージョンの「アプリケーションの稼働・非稼働情報収集」と10-00以降の「プロセスの稼働・非稼働情報収集」の機能差異について次の表に示します。

表6‒2 プロセスの稼働・非稼働情報収集に関する過去のバージョンとの機能差異

機能

09-00以前の「アプリケーションの稼働・非稼働情報収集」

09-10の「プロセスの稼働・非稼働情報収集」

10-00以降の「プロセスの稼働・非稼働情報収集」

コマンドラインの取得

×

コマンドラインの取得できる最大値

4,096バイト

4,096バイト

特定のプロセスまたはサービス単位での性能情報の収集

×※1

※2

※2

監視条件に指定できる最大値

127バイト

127バイト

4,096バイト

PFM - Web Consoleで表示できる監視条件の最大値

31バイト

127バイト

4,096バイト

監視対象の大文字と小文字の区別

×

※3

※3

ラベルによる監視条件の識別

×

※4

※4

プロセス監視を設定する際のグルーピング対象

  • プログラム(Program)

  • サービス(Service Name)

  • プログラム(Program Name)

  • コマンドライン(Command Line)

  • サービス(Service Name)

  • プログラム(Program Name)

  • コマンドライン(Command Line)

  • サービス(Service Name)

(凡例)

○:実行できる。

×:実行できない。

−:該当しない。

注※1

すべてのプロセスまたはサービスの性能情報を収集します。

注※2

プロセス監視の設定を行っているプロセスまたはサービスだけ,性能情報を収集します。

注※3

デフォルトの設定では,監視対象の大文字と小文字を区別しません。詳細については,「6.6.7 監視対象の大文字と小文字の区別」を参照してください。

注※4

MonitoringXX Labelフィールドを使用してプロセスまたはサービスを識別できます。

jpcappcvtコマンドを使用することで,09-00以前で設定したアプリケーション定義を,09-10以降のアプリケーション定義にバージョンアップできます。jpcappcvtコマンドの詳細については,「9. コマンド」を参照してください。

メモ

09-00以前で設定したアプリケーション定義を拡張しない場合は,バージョンアップは必要ありません。