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JP1 Version 12 JP1/Performance Management 運用ガイド


2.3 ユーザーアカウントの設定で必要な作業

ここでは,認証モードごとに,ユーザーアカウントの種別に応じて必要となる作業を説明します。

表2‒3 ユーザーアカウントの設定で必要な作業(PFM認証モード)

操作対象

ユーザー権限

必要な作業の参照先

設定内容の概要

システム全体

管理ユーザー

2.5.1 Performance Managementユーザーアカウントの作成

「管理ユーザー」権限を選択してユーザーアカウントを作成します。

一般ユーザー

2.5.1 Performance Managementユーザーアカウントの作成

「一般ユーザー」権限を選択してユーザーアカウントを作成します。

業務グループ

一般ユーザー

2.7.2 Performance Managementでの業務グループ定義

業務グループを作成します。

2.5.1 Performance Managementユーザーアカウントの作成

次の内容でユーザーアカウントを作成します。

  • 「業務グループ一般ユーザー」権限を選択

  • 所属させる業務グループを選択

注※

事前に業務グループによるアクセスコントロール機能をセットアップしておく必要があります。詳細については,「2.7.1 業務グループによるアクセスコントロール機能をセットアップする」を参照してください。

JP1認証モードの場合に必要となる作業を次の表に示します。なお,JP1認証モードを使用する場合,事前に認証モードを設定しておく必要があります。詳細については,「2.4 ユーザーアカウントの認証モードを設定する」を参照してください。

表2‒4 ユーザーアカウントの設定で必要な作業(JP1認証モード)

操作対象

ユーザー権限

必要な作業の参照先

設定内容の概要

システム全体

管理ユーザー

2.6 JP1ユーザーの操作権限の設定

Performance Managementの管理ユーザー権限を与えるため,JP1ユーザーの操作権限を設定します。

一般ユーザー

2.6 JP1ユーザーの操作権限の設定

Performance Managementの一般ユーザー権限を与えるため,JP1ユーザーの操作権限を設定します。

業務グループ(Performance Management)※1※2

一般ユーザー

2.7.2 Performance Managementでの業務グループ定義

業務グループを作成します。

2.6 JP1ユーザーの操作権限の設定

JP1ユーザーに,次の内容で操作権限を設定します。

  • 業務グループと対応付けるJP1資源グループを指定

  • Performance Managementの一般ユーザー権限を与えるため,JP1権限レベルを選択

業務グループ(JP1/IM)※1※3

一般ユーザー

2.7.3 JP1/IMで定義した業務グループの利用

JP1/IMで定義した業務グループをPerformance Managementにインポートします。

また,JP1ユーザーにPerformance Managementの一般ユーザー権限を与えるため,JP1権限レベルを追加します。

注※1

事前に業務グループによるアクセスコントロール機能をセットアップしておく必要があります。詳細については,「2.7.1 業務グループによるアクセスコントロール機能をセットアップする」を参照してください。

注※2

Performance Managementで定義した業務グループのユーザーです。

注※3

JP1/IMで定義した業務グループのユーザーです。