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JP1 Version 12 JP1/Performance Management 運用ガイド


2.5.1 Performance Managementユーザーアカウントの作成

PFM認証モードを設定した場合,ユーザーアカウントの作成はWebブラウザからPFM - Web Consoleにログインして実行します。

なお,JP1認証モードを設定した場合,ユーザーアカウントの管理はJP1/Baseで実施します。JP1ユーザーの管理については,マニュアル「JP1/Base 運用ガイド」を参照してください。

注意

作成できるユーザーアカウント数は5000以下です。

〈この項の構成〉

(1) Performance Managementユーザーアカウントを新規作成する

参考 インストール直後のユーザーアカウント

Performance Managementをインストールした直後は,デフォルトのユーザーアカウントとして「ADMINISTRATOR」が設定されています。

デフォルトのユーザーアカウントの設定内容は次のとおりです。

  • ユーザー名:ADMINISTRATOR

  • パスワード:設定なし(運用を開始する前にパスワードを設定してください)

  • 権限:管理ユーザー

  1. 監視コンソールのWebブラウザからPFM - Web Consoleにログインする。

    デフォルトのユーザーアカウント「ADMINISTRATOR」など,管理ユーザー権限を持つユーザーアカウントでログインしてください。

  2. [メイン]画面のナビゲーションフレームで[ユーザー管理階層]タブを選択する。

  3. [ユーザー管理階層]画面のメソッドフレームで,[新規ユーザー]メソッドを選択する。

  4. [新規ユーザー]画面でPerformance Managementユーザーアカウント情報を設定する。

    次の項目について設定します。

    [ユーザー名]

    1〜16文字の半角文字で指定します。英文字(大文字,小文字),数字,および記号(! " # $ % & ' ( ) * + , - . / : ; < = > ? @ [ \ ] ^ _ ` { | } ~ スペース)が指定できます。英文字の大文字,小文字は区別されません。

    入力文字列の前後に半角空白を入力した場合は,半角空白が削除されます。

    [パスワード]および[パスワードの確認]

    1〜16文字の半角文字で指定します。英文字(大文字,小文字),数字,および記号(! " # $ % & ' ( ) * + , - . / : ; < = > ? @ [ \ ] ^ _ ` { | } ~ スペース)が指定できます。英文字の大文字,小文字は区別されます。

    入力文字列の前後に半角空白を入力した場合は,半角空白が削除されます。

    注意

    Performance Managementは,6文字以上の,英文字,数字,記号などを含めたパスワードを推奨しています。英文字だけまたは数字だけで構成されたパスワードや,5文字以下のパスワードなど,推奨されないパスワードが入力された場合は確認メッセージを表示します。また,ユーザー名と同一のパスワードが入力された場合も同様にメッセージを表示します。

    権限の選択と業務グループの割り当て]

    作成するユーザーアカウントに設定するユーザー権限を選択します。

    ・[管理ユーザー]:システム全体を管理できる権限です。

    ・[一般ユーザー]:システム全体を参照できる権限です。

    ・[業務グループ一般ユーザー]:[割り当てられた業務グループ]に表示されている業務グループ内の監視エージェントを参照できる権限です。

    [すべての業務グループ]

    システムに定義されている業務グループが一覧表示されます。業務グループを選択して[図データ]ボタンをクリックすることで,業務グループを割り当てます。割り当てられた業務グループは[割り当てられた業務グループ]に表示されます。

    [割り当てられた業務グループ]

    作成するユーザーアカウントに割り当てる業務グループが表示されます。

  5. [OK]ボタンをクリックする。

    ナビゲーションフレームのPerformance Managementユーザーの階層に,作成したユーザーアカウントが追加されます。

(2) 既存のユーザーアカウントをコピーしてカスタマイズする

既存のユーザーアカウントをコピーして別のユーザー名で保存すると,同じ設定のユーザーアカウントを作成できます。

ヒント

既存のユーザーアカウントをコピーして新たなユーザーアカウントを作成する場合,コピー元のユーザーアカウントが定義している監視用のエージェント階層などの情報もコピーされます。

  1. 監視コンソールのWebブラウザからPFM - Web Consoleにログインする。

    デフォルトのユーザーアカウント「ADMINISTRATOR」など,管理ユーザー権限を持つユーザーアカウントでログインしてください。

  2. [メイン]画面のナビゲーションフレームで[ユーザー管理階層]タブを選択する。

  3. [ユーザー管理階層]画面のナビゲーションフレームで,コピー元のユーザーアカウントを選択する。

    選択したユーザーにチェックマークが表示されます。

  4. メソッドフレームの[コピー]メソッドを選択する。

  5. [コピー]画面で新規に作成するPerformance Managementユーザーアカウント情報を設定する。

    各項目には,コピー元のユーザーアカウント情報が表示されます。必要に応じて,次の項目について変更します。

    [ユーザー名]

    1〜16文字の半角文字で指定します。英文字(大文字,小文字),数字,および記号(! " # $ % & ' ( ) * + , - . / : ; < = > ? @ [ \ ] ^ _ ` { | } ~ スペース)が指定できます。英文字の大文字,小文字は区別されません。

    入力文字列の前後に半角空白を入力した場合は,半角空白が削除されます。

    [パスワード]および[パスワードの確認]

    1〜16文字の半角文字で指定します。英文字(大文字,小文字),数字,および記号(! " # $ % & ' ( ) * + , - . / : ; < = > ? @ [ \ ] ^ _ ` { | } ~ スペース)が指定できます。英文字の大文字,小文字は区別されます。

    入力文字列の前後に半角空白を入力した場合は,半角空白が削除されます。

    注意

    Performance Managementは,6文字以上の,英文字,数字,記号などを含めたパスワードを推奨しています。英文字だけまたは数字だけで構成されたパスワードや,5文字以下のパスワードなど,推奨されないパスワードが入力された場合は確認メッセージを表示します。また,ユーザー名と同一のパスワードが入力された場合も同様にメッセージを表示します。

    [権限の選択と業務グループの割り当て]

    作成するユーザーアカウントに設定するユーザー権限を選択します。

    ・[管理ユーザー]:システム全体を管理できる権限です。

    ・[一般ユーザー]:システム全体を参照できる権限です。

    ・[業務グループ一般ユーザー]:[割り当てられた業務グループ]に表示されている業務グループ内の監視エージェントを参照できる権限です。

    [すべての業務グループ]

    システムに定義されている業務グループが一覧表示されます。業務グループを選択して[図データ]ボタンをクリックすることで,業務グループを割り当てます。割り当てられた業務グループは[割り当てられた業務グループ]に表示されます。

    [割り当てられた業務グループ]

    作成するユーザーアカウントに割り当てる業務グループが表示されます。

  6. [OK]ボタンをクリックする。

    Performance Managementユーザーのツリーに,作成したユーザーアカウントが追加されます。