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JP1 Version 12 JP1/Performance Management 運用ガイド


2.7.1 業務グループによるアクセスコントロール機能をセットアップする

業務グループによるアクセスコントロール機能のセットアップは,PFM - Managerホストで実施します。

重要

業務グループによるアクセスコントロール機能を利用するには,PFM - ManagerおよびPFM - Web Consoleが09-50以降である必要があります。また,この機能を有効にすると,09-50より前のバージョンのPFM - Web Consoleからは接続できなくなります。

業務グループによるアクセスコントロール機能を有効または無効にするには,jpccomm.iniファイルの内容を直接編集します。jpccomm.iniファイルは,次の場所に格納されています。

物理ホストの場合
Windowsの場合

インストール先フォルダ\

UNIXの場合

/opt/jp1pc/

論理ホストの場合
Windowsの場合

環境ディレクトリ\jp1pc\

UNIXの場合

環境ディレクトリ/jp1pc/

重要

業務グループ一般ユーザーを作成したあとに業務グループによるアクセスコントロール機能を無効にすると,業務グループ一般ユーザーは監視コンソールにログインできなくなります。業務グループによるアクセスコントロール機能を無効に切り替える場合は,あらかじめ業務グループ一般ユーザーを削除しておいてください。

業務グループによるアクセスコントロール機能を有効または無効にする手順を次に示します。

  1. jpcspm stopコマンドでPFM - Managerのサービスをすべて停止する。

    クラスタシステムを利用している場合は,クラスタソフトから停止してください。

  2. テキストエディターなどで,PFM - Managerホストのjpccomm.iniファイルを開く。

  3. 業務グループによるアクセスコントロール機能を有効または無効に設定する。

    jpccomm.iniファイル中の[Common Section]セクションで次のラベルの値を変更します。

    有効にする場合

    Business Group Monitor Mode=1

    無効にする場合

    Business Group Monitor Mode=0

  4. jpccomm.iniファイルを保存して閉じる。

  5. jpcspm startコマンドでPFM - Managerのサービスを起動する。

    クラスタシステムを利用している場合は,クラスタソフトから起動してください。